I.キャラクター総合部門 1-1.火野レイちゃん(美少女戦士セーラームーン セーラースターズ) 1-2.レイちゃんって、子供の頃からムサい男が好みだったのか〜っ!!(爆)    なんてこったい。    林檎ほっぺのレイちゃん。    ちょっとイメージが違ったんだけど、多分まだお母さんが生きていた頃の   出来事だったんだろうねぇ。 2-1.柏木千鶴(痕〜きずあと〜) 2-2. 「中学生だった頃の彼女の笑顔、      ――泣いている僕を覗き込むようにして見せた柔らかな微笑――     それは、とても懐かしく切ないセピア色の記憶。     俺より3歳年上のひとは、ずっと大人びて見えた。     11の時の淡い初恋。     その想いに素直になれなかった俺は、彼女の心に小さな痕を残した。     よみがえる後悔の念。     今はもうすべてが遅く、夢の中でしか彼女には逢えないというのに…。     夢のなかの彼女は今もかわらずあたたかく僕をつつみ、     やさしく語りかけてくれる、     『どうしてそんなに泣いているの?      私をお母さんだと思って甘えていいのよ』って……。     やわらかな手のひらが、僕の頭をなでていてくれる。     僕は、     目をこすって涙を拭こうとするんだけれど、     ながれる涙をどうしても止めることができなかった。     なぜなら、     本当に泣いているのは夢の中の僕ではなく、     現実の世界で、     冷たくなった彼女の亡骸を抱え、     夜の風に一人肩をふるわせ泣いている、“俺”なのだから。     なにも知らなかった俺。     全てを知っていてなお、心が淋しさと悲しみでボロボロになってさえも、     微笑みを絶やさなかった彼女。     ………いったい俺は彼女になにかをしてやれたのだろうか?     少しでも彼女の心を温めてあげることが出来たのだろうか?………     そして、今いちど運命は廻る。      『探してください。        見つけてください。        みんなの心の痕が癒える、その時を…』     今度こそ、     悲しい運命の輪を絶ち切ろう、心の痕が癒えるその時を信じて…」    てことで、「痕〜きずあと〜」から柏木千鶴さんに一票。    主人公より3歳年上、大学を卒業したばかりの23歳の従姉のお姉さん。    美しい濡れ羽色の黒髪と、優しげな眼差し。“美人”という範疇で括られる   人間が持っている冷たい印象をまったく感じさせない、優しく温和な暖かい雰   囲気を持った女性……………なのはいいんですが、ついでに天然ボケという属   性を持っているのはもう完全に、お・や・く・そ・く(笑)。    こ〜ゆ〜キャラにしてはめずらしく料理(&家事全般)が下手で、天性の不   器用さと生来の味覚オンチのために、作った料理は飼い猫のタマをも悶絶させ   る破壊力を秘めています。    料理が失敗した時やなにかごまかそうとした時に、チロッと舌を出すのが彼   女のクセ。    ……それがまた可愛いのが困りモノ(爆)。    さらに怒った顔までとてつもなく可愛いなんて、まったくもってヒキョーと   言えるでせう(でも許す!!)。    しかもタレ目系。    ちなみに「痕〜きずあと〜」がどういう作品だかわからないよ〜という人は、    「http://village.infoweb.or.jp/~fxba0022/shizuku/index.htm」   をアクセスすればいいかもね(と、さりげなく宣伝)。    でもって↓は、もう一つの別の「痕〜きずあと〜」のお話。    これを読んでさらに気になってしまった人は、↑のURLへ今すぐGo!!    「それは昔。     『あなたの心が私を温かくさせ、その心があなたを温める…。       …たとえ、どんなに遠く離れていても。       私があなたを愛したのは、あなたが私を愛してくれたから…』     と、彼女は耳元で囁いた。     俺の腕の中で、小さく燃え尽きようとしている命の炎。     彼女の温りを、幸せなやすらぎを、     もう一度感じることのできる日が来るのを信じ、     生まれ変わり再び出逢うその時には、「必ず思い出す」、そう約束した。     そして今。     幾万の昼と夜とを重ねた後、再び強く引かれあうエルクゥの血。     だが俺は、大切な人を失った悲しみに耐え切れず、     交わした約束さえ忘れ果てていた。     ………いや“忘れた”のだ。     辛い現実から逃げ、心に残った癒されぬ痕に触れぬようにして。     伝わらぬ想い。     果たされぬ約束。     それは、彼女の心をどれほど傷つけただろう…。     そして、今いちど運命は廻る。     今度こそ、     悲しい運命の輪を絶ち切り、忘れていた約束を果たすために…」 3-1.武田恵子ちゃん('96 サマースペシャルミュージカル                美少女戦士セーラームーン セーラースターズ) 3-2.武田恵子ちゃんというのは、去年の夏ミュージカル公演から“土萠ほたる”   役を演じるようになった女の子です。    素直に“土萠ほたる”と書いたらTV版と一緒にされそうなので、わざと   ↑のように書きました………ってヲイ(笑)。    どうか大目に見てやって下さい、お願いします〜。>集計者サマ        てことで、毎年恒例のセーラームーンミュージカルを今年も楽しんでまい   りました。今回は初日&千秋楽を含む都合4公演を観劇。いやはや、期待ど   おり、いえ、期待をビシバシ越える充実した内容だったと思います。    NiftyのFANIME系会議室でどなたかが書かれていましたが、セーラームーン   ミュージカルは“キャラクター・ミュージカル”という一つの新しいジャン   ルを確立したと言えるでしょう。    TVキャラクターを題材とした、大人から子供まで楽しめる幅広さを持っ   た観客参加型のミュージカル。    現実の存在となって現われた魅力あるキャラクター達による歌とダンス、   アクション。キャラクターショーの要素を取り込み、客席をもまきこんで繰   り広げられる、時に笑い、手に汗を握り(色々な意味で)、涙させる演出の   妙。ノリのいい曲ならみんなでノリノリに手拍子し、セーラームーンを呼ぶ   シーンはみんなで大きな声で呼ぶ、おなじみのミュージカルナンバーなら、   子供は一緒になって歌いだす。    これが、“キャラクター・ミュージカル”とゆ〜モノです。    楽しそうでしょ?    ………実際楽しくて面白いんです、コレが(笑)。    それでは、93年夏から数えて4年目を迎えた今回の舞台の見所は、一体   どんなところにあったのでしょうか? ネタバレにならない範囲で以下に個   条書きであげてみました。    ○平光監督による有無を言わさぬ怒涛のような展開と左脳にうったえる演     出の数々。右脳でちゃんと考えたら「ナンヤソレはぁ!?」というツッ     コミが入るのは、この際無視ムシ!!      前半ラスト(公演は前半50分、後半60分構成)の、十番高校屋上での     息をもつかせぬ展開から「セーラーWar Supreme」に繋がる演出は、お     見事!、としか。    ○爆笑ネタ、ポエム(謎)、トイレの花子さん(謎)、江戸時代(謎)、     タコ(謎)、ビビビ(謎)、最後の決着(謎)………。    ○スリーライツの歌うメインテーマ曲「Chasin' After You」。      リフレインされる主旋律の妙。      今までのミュージカルナンバーの集大成のような曲構成。      ラストを締めくくるセーラー戦士全員で歌う「伝説生誕」は、その演     出とあいまって非常に心に響く曲となっています。      コミカルな曲から泣かせる曲まで、あいかわらず小坂&冬杜コンビは     いい仕事してくれてます。もちろん編曲の山本氏と林氏も。    ○充実したアクションシーン。      JACの笠原竜司氏、望月祐多氏による殺陣にくわえて、うさぎ役の     大山アンザさんvsMCフラーイ役の笠原氏のアクションシーンは、舞台     前半の見所の一つという出来。    ○男優陣のカッコよさ。      と言っても、メイン男優は2人なんですが(笑)。      セーラームーン世界で一番カッコよく凛々しいタキシード仮面様が見     られるのは、このミュージカルセーラームーン。「憎しみが憎しみを呼     ぶ、そんな闘いは私が許さない!!」、キャー、望月さんカッコイイ〜っ     て感じ、みたいな。<をゐ      そして前回のタイガースアイ役でがっちりと観客のハートを掴んだ、     笠原氏演じるMCフラーイ。セーラー戦士の敵、ギャラクティカ軍の一     員なんですが、舞台進行から狂言回しと、右に左に大活躍してくれます。     影の主役と言ってもいいぐらいでしょう。      後半で繰り広げられるこの2人のチャンバラシーンや対決シーンは、     もはやセーラームーンミュージカルには欠かせない要素の一つ。    ○クライマックスでの深い会話。      セーラーギャラクシア様とセーラームーンとのラスト周辺のやりとり     は、結構考えさせられるものがあります(セーラームーンの世界を考え     る上で)。ネタバレなので詳しくは言いません、あしからず。    ○ハマったキャスティング。      スリーライツの大気と夜天が信じられないくらいハマっています。T     V版とはキャラクターの性格がちょっと違うんですが、そんなものは舞     台を見たら些細なことだと一笑にふしてしまうことでしょ〜。      他には、セーラーアイアンマウスなんかもナイスでしたね。    ○「よいしょ、よいしょ」「た、タコ?」      ………あ〜、説明不能。      マーキュリー役の森野文子さんは可愛いねってコト。<ヲイ    ○ゆれるおかっぱ、元気な蛍ちゃんは今日も行く!!      ようやく長い長〜い前置きが終わって本題に突入(笑)。      まずコミケ翌日の初日公演から。      恵子ちゃんはとっても可愛いかったです。      青いボレロ姿が凶悪最強に可愛くて、私の席(前から2列目一番左端)     のすぐ横(45度斜前1メートル遮蔽物ナシという状況)で、コンサー     トシーンにちびうさ役の白井珠希ディアちゃんと一緒に手を叩いていた     恵子ちゃん。普通の手拍子の「パンパンパン」パターンだけじゃなく、     「パパパパパン」までしっかりやってくれちゃって新曲の手拍子をリー     ドしてくれる、その可愛さに毒電波ビビビ。      2回目に観た時の恵子ちゃんも素晴らしく可愛いかったです。      この時は最前列。かぶりつきで見る恵子ちゃんの仕草にクラクラ。つ     いでに、舞台から降りていた時に目の前を走っていったりしたし。      3日目は客席のほぼ中央だったので、そんなにかぶりつきの席ではあ     りませんでした。その分演出やストーリーの全体像をマトモに見ること     ができましたが(笑)。あいかわらず恵子ちゃんはとんでもなく可愛い     かったです。      4日目、東京公演千秋楽。      萌えた、萌え尽きたよ……………………。      恵子ちゃんは許しがたいほどに可愛いかった……………………ぁぅ。      立って歩いて歌って踊る恵子ちゃんの姿。      そして、恵子ちゃんには今公演初公開の絶対無敵の必殺技がありまし     た。それはサイレンス・グレイブでもデスリボン・レボリューションで     もありません。その名も、       「ほたる ぱぁ〜〜〜んちっ!!」      これです、コレ(爆)!!      あの「えりりん ぱんち」と同じくらいの威力(推定)がある必殺技で、     身体的なダメージは軽微ですが、精神面へのダメージは、電波を扱える     ようになった長瀬ちゃんの妄想爆弾もマッサオ、みたいな。      アレをくらってクラクラこない人は、この世に存在しないのではない     でしょうか?      ちなみに、舞台毎にパンチにバリエーションがあり、東京千秋楽公演     では「きぃ〜〜〜っく!!」まで披露してくれました(笑)。      さて、恵子ちゃんがどのぐらいかわいいかについては、やはり舞台で     観てもらうのが一番なんです。が、それではナンなので以下に参考文献     を挙げておきましょう。      「憧憬(あこがれ)」:ぶんか社刊:ISBN4-8211-2065-8      「夏服の少女」:集英社(スコラだったかも)      96年夏現在で写真集が2冊でています。クラクラきてしまった人はデ     フォ買いって感じですね。ただ、劇中でのほたるちゃんのような“おかっ     ぱ頭”じゃないのが残念ですケド(笑)。 P.S. ………それはそうと、白衣に両手をつっこんだ斉藤レイさま(冥王せつな   役)は、まるで「うる星やつら」のサクラさんでした。    ボディコンに白衣、いいなぁ(爆)。    こんな保健の先生、いいなぁ(さらに爆)。