ありそでなかった大事典。足りない項目は自分で付け足そう!!※初めての方は、まず「使用上の注意」をお読み下さい。
俺の腕の中で、小さく燃え尽きようとしている命の炎。
そして今。
伝わらぬ想い。
そして、今いちど運命は廻る。
この娘の衣装って(とゆ〜か、エルクゥの女性服?)、アイヌの民族衣装になんとなく似てるよ〜な気がする。
いじめて電波を発するショートヘアの眼鏡っ娘。血液型はA型、17歳。
さらに、一歩間違うと香奈子ちゃん命の危ないレズっ娘でもある。
その行動が仔犬に見えて、放っておけないと思わせる。
つくづく素直な良い子。
思慮深そうでいて、実は思い込んだら命懸け、周りがまったく見えなくなるという猪突猛進型の女の子。頑固で融通のきかない面もアリ。
彼女に関する第一のキーワードは「たれ目」。
彼女に関するもう一つの重要なキーワードは「つるぺた」。
ゲーム本編よりも、後で出されたオフィシャルファンブック掲載のまんがの方が「つるぺた」度が増しているよ〜に見えるのは、多分気のせい………ではない。
小さい胸って、いいよね(自爆)。
中学生の頃、いじめられていた所を太田香奈子ちゃんに助けてもらって以来、彼女に友情以上のほのかな恋心を抱いているみずぴー。しかし、大好きな香奈子ちゃんはみずぴーの気持ちには気づかず、月島兄とくっついてしまうのであった。よよよ。
香奈子ちゃんにナニされてた時、実は結構幸せだったに違いない…………と思う。
オープンングからしてだが、常に胸元にファイル(生徒会書記なので、生徒会の議事録?)を持っている。胸を隠すようにしているのは、胸が小さいことへのコンプレックスからくるものなのだろうか? また、一部筋によるとこのファイルは、香奈子ちゃんとの愛の交換日記という噂がある。ただし真偽のほどは不明。
くせっ毛のためショートにしている。中学の頃はもう少し伸ばしていて、うしろで2つにまとめていた。
下着は当然、白。
Aカップな胸を慎ましげに守るブラジャーも当然、白。フロントのピンク色の小さなリボンが、可愛いね。
メガネを取るとなにも見えない(完全に点目状態)、視力はかなり悪いようだ。逆に言うと、彼女のメガネはかなりキツい度が入っているので、他の人がそれをかけるとまともに歩けない(マニュアル巻末のマンガを参照)。
おまけシナリオの異次元人編では、主に敵の弱点を探ったり、情報収集・分析を担当していた。いわばアストラルバスターズの頭脳(ただし計算はあまり早くない)。
「雫〜しずく〜」ヒロイン人気投票では残念ながら最下位。やはり祐介とのからみよりも、香奈子ちゃんラブラブだったあたりが問題だったのかも(笑)。
他人思いの優しい娘。それは、自分が昔いじめられていたことや、そこを香奈子ちゃんに助けてもらったこと、そういう体験があったことも関係しているのは間違いないが、やはり性格的なモノが強いと言えるだろう。
他人から自分がどう思われているのか、そういうことをとても気にしてしまう臆病な心。自分(の能力や容姿)に自信が無いに違いない。そして、そんな自分とは全然違う、強くて優しい憧れの存在であるのが、“親友”の太田香奈子さん……だった。
このコ、妙に泣いているシーンが多いね。
人は、流した涙の分だけ、他人(ヒト)に優しくなれるという言葉もあるよ。
彼女のハッピーエンドは、ある意味残酷である。
香奈子ちゃんが正気に戻るかもしれない、その可能性を少しでも見せられてしまった彼女は、それがいくら小さなパーセンテージしかないものだったとしても、そののぞみを捨て去ることは出来ないだろう。
残る一生をかけて、香奈子ちゃんを元に戻すこと、香奈子ちゃんのそばにいること……それはそれでとても幸せなことなのかもしれない。
ただ、祐介はそんな彼女をいつまで支えてやることが出来るのだろうか? 本当に好きだったとしても、それはとても難しいことには違いない。
ピアノソロによるこの娘のテーマ曲は、タイヘン素晴らしいデキ。彼女の雰囲気とピッタリ合っているのも◎。
さおりんと先に校内捜査の約束をしてしまうと、彼女の同行願いは自動的に却下されるのでした。
雪のように白い千鶴さんの裸体を淡いベールのように覆っているもの。
卒業式といえばこの歌が付き物。
主人公が事件調査の依頼を引き受けなかった場合、卒業式でこの歌を歌いながら○○○をXXXXXしてしまう。このセンスはカッコ良すぎ。
………起きたら既に夜だった、なんてのは大学生に多い。
夜明けからしばらくの間の時間帯を指す。
耕一や(人間としての)柳川が悪夢を見ていたときに待ち望んだもの。日が出ている間は「奴」(鬼のとしてのもう一人の自分)は目を覚まさないそ〜な。
今日のメニューは、レモンと大根おろしが添えられたシャケの切り身、ほうれん草のおひたしに、二切れのお新香、大根となめこのお味噌汁でございまぁ〜す。
ダイエットのためだからと言って、朝ご飯を抜くのは感心しないよ。>千鶴さん
朝御飯でも晩御飯でも、「ご飯はおいしく食べたいものな(耕一)」、「うん(初音)」。まったくもって、そのとおり。
たいへん大きい。
料理洗濯家事全般、なんで〜もでき〜る〜証拠なの〜(謎)。
先っちょを人差し指でぷにっと突っついたりした日には、もうタイヘン。いきなり彼女のカモシカのような脚で疾風をまとった雷光のような蹴りを鳩尾にくらわされ、そのまま派手にすっとばされたあげく、大の字になって床に倒れると同時に後頭部を強打、意識を白いあっちの世界まで飛ばしちゃうという悲惨な結末が待ってます。くわばらくわばら。
千鶴さん曰く、“大きな風船”。
「痕〜きずあと〜」の世界では、胸の大きさを表す単位として“茶碗”、“お椀”、“ボウル”が推奨されている………ワケがない(笑)。
異次元からの侵略者たちの魔の手から、地球の平和を守るために結成された秘密部隊。
藍原瑞穂(コードネーム:みずぴー)・新城沙織(コードネーム:さおりん)・月島瑠璃子(コードネーム:るりるり)という3人の戦闘員と、それを指揮する普通の学生・長瀬祐介の合計4人から成る(ちなみに祐介を除く3人は、実は月島拓也博士の開発した女性型アンドロイド)。
数々の苦難を乗り越え、見事に異次元皇帝エンペラリーフを愛の力で倒し、学園とご町内の――ひいては世界の――平和を守った。
………守った後は、ラブコメに突入。
優柔不断な長瀬祐介くんにも困ったもんである(笑)。
千鶴さんの使う魔法の一種。めちゃくちゃ強力な魅了(チャーム)がかかっているらしく、もぅメロメロ。
魅了(チャーム)だけではなく治癒(ヒーリング)までかかっている。千鶴ハッピーエンドでの、彼女の“あたたかい眼差し”には、もぅメロメロ。
ちなみにBGMは「やすらぎ」。
これとは逆なのがジト目。こっちの場合は心にダメージを受けてしまうのだ(笑)。
千鶴さんが表現した、柏木賢治氏の手。
両親に先立たれ、人の醜い部分をイヤというほど見せ付けられ、傷つき疲れた四姉妹の心を、その心ごと癒し包みこんでくれたもの。
悪徳弁護士(&その他)達のせいで、身も心も疲れ果て、両親の後追い自殺まで考えようかとしていた千鶴さん達の、新たな心の支え、唯一の心のよりどころとなったのは、耕一の実父である柏木賢治氏でした。
ただその代わり、実子である耕一との間に、自分が死ぬ時まで決して分かり合うことのできなかった、深い溝(痕)を残すこととなります(もちろん母と耕一を捨てたような形になってしまったことには、重大な理由があったのですが……)。
もしかすると、幸福の総量は一定なのかもしれません。誰かが幸せになったり救われたりする時、逆に、そのことで傷つき不幸になる人が出てしまうのは、仕方の無いことなのでしょうか?
鶴来屋グループの現副社長。千鶴さん同様、警察から柏木賢治殺害(と決まったわけではないが)の容疑者として目をつけられている。
響子さんの勤める出版社が発行している、怪奇現象ばかりを扱うカルト雑誌。
「ムー」のライバル誌なんだろ〜か?
「『リズエル、アズエル、エディフェル、リネット』この名前に心当たりのある方は、下記の住所までご連絡ください(ジローエモンより)」、読者投稿欄より抜粋。
男の生理現象。朝はやっぱり無条件に元気になってしまうんだよ〜っ!!
とてもじゃないけど、千鶴さんには見せられない恥ずかしい状態。トランクス一丁でこれは確かに恥ずかしい。
憧れの人に見られると“ブルーな気分”になってしまう状態のこと。
別名「元気な状態」。
「彼女に一番見せたくなかったもの」とも言う(笑)。
「布団の中から出られない理由」とも(こんなのばっかりや)。
見られたくないモノこそ、見られてしまう運命にある(マーフィの法則)。
柳川と同じマンションのすぐ隣の部屋401号室に住む、お喋りで気さくな青年。彼の明るさが、柳川の孤独を癒してくれる唯一の存在だった。彼の中の時間は、柳川が助けに来なかったあの日で止まっている。そして、そこでいつまでも待っているのだ、来るはずのない彼が助けに来てくれることを。
部屋の鍵をなくして立ち往生しているところ、隣部屋である柳川に頼み込んでベランダから入れさせてもらったというマンガのような出会いを演じた。出逢いの基本である(笑)。
梓&柳川編のキーとなる登場人物だけあって、やはり“痕”を持っている。
第一印象はちょっと軽薄な感じがする(柳川談)。
ギターが得意で、コンビニで三ヶ月バイトして買ったギターが宝物。以前向こうに住んでいた時には、友人と一緒にインディーズのバンドを組んでいたこともあるらしい。
狂気の扉を無理矢理開かされてしまった、可哀相な男。無理矢理では長瀬ちゃんも憤慨モノである(意味不明)。
玄関の扉を鍵をかけずに開いておくクセがある。その理由は、万が一なにがあっても柳川さんが助けに来てくれるように、ということらしい。
吉川というチンピラに飼われていた。薬漬けにされていたフシがあり、最後にはその吉川に大量の薬を飲まされて廃人となってしまう。いとあわれ。
オアシス運動の一環としても推奨されている、感謝の気持ちを表す言葉。
ただし、使い所を間違えると大変気まずくなる。
指示代名詞。
あの状態になるのは、決まって見られたくない時に限って。
肝心の時に萎えたままじゃ、ちょっとナサケナイ。これじゃ、ラブホテルに入った響子さんと五代君状態である。
暗唱したらセキュリティ上重大な問題があるのではないだろーか?
新城沙織ちゃんの誕生日。
自分でそ〜言い切るトコが、彼女らしいよね(笑)。
「雫〜しずく〜」や「痕〜きずあと〜」で使用されている特殊な明朝体ライクなフォントのこと。でも、Windows上のみで発売してたなら、TrueTypeフォントをそのまま使った方が楽だったんだろうな〜。
独特の雰囲気をかもしだす不思議なフォント。
千鶴さんが鬼化した時に見せる、とっても恐ろしい目。冷たい目。
すわってる。あの柳川(鬼)でさえ総毛立つほどなんだから、たいしたもんであ〜る。
初めてこの千鶴さんを見た時は、耕一同様ぞくりときてしまった。
「まっぴらごめんだぁ!!」(耕一談)
柏木家、一家団欒の間。
立派なちゃぶ台……もとい、座テーブルがあり、そこで食卓を囲うのが基本。ほのぼの。TVも置いてあるよ。
耕一みたく、梓の手料理を初音ちゃんによそってもらって、千鶴さんの笑顔の側で楓ちゃんと早食い競争をしてみたいよ〜っ!!
隆山温泉のあたりでは有名な御伽噺。観光者用パンフレットにも載っている。
室町時代の中頃、雨月(うづき)山という山に鬼の一族が住み着いて、悪事を働き人々を苦しめたといわれる伝説。鬼たちは、時の領主が三度に渡って遣わした討伐隊によって雨月山を追われたが、決して滅んだわけではなかった。…そう、その血は今もなお柏木家に脈々と受け継がれているのだから…。
うなずくときの言葉。
使われたときのシチュエーションによってアドレナリンと脳内麻薬の分泌量に天と地ほどの開きがある。
バレー部部室でのさおりんの「うん、うん、うん」は萌える。
天下の広辞苑(第四版)にも載っていない謎のことば。
ボクこどもだからわかんないや。
セーラームーンの略語………というネタはあまりに使い古されているのでやめておこうかと思ったけど、ここまで書いてしまったら仕方ないよね。
駅前の商店街にある本屋さんの大人向けコーナーで入手できる、ティーンズ満載、制服満載のドキドキマガジン。表紙に出ているちょっと知的な感じの制服の子が、巻頭で半裸になっているのにちょっと惹かれて買ってしまった。………これだから男ってヤツぁ(自虐)。
内容も、過激な投稿写真ページ、新作ビデオ紹介、流行りのコスプレ……等など、一通りのモノを押さえている。
エルクゥ皇族四姉妹の三女、柏木楓の前世。
一族の掟を破り、次郎衛門を助け恋仲となる。しかしそのことが原因で、姉であるリズエルの手によって命を奪われるが、息をひきとる最後の瞬間、次郎衛門の胸の中で来世での邂逅を約束する。
そして、今生で柏木楓としての転生を果たすのだが……。
「それは昔。
『あなたの心が私を温かくさせ、その心があなたを温める…。
…たとえ、どんなに遠く離れていても。
私があなたを愛したのは、あなたが私を愛してくれたから…』
と、彼女は耳元で囁いた。
彼女の温りを、幸せなやすらぎを、
もう一度感じることのできる日が来るのを信じ、
生まれ変わり再び出逢うその時には、『必ず思い出す』、そう約束した。
幾万の昼と夜とを重ねた後、再び強く引かれあうエルクゥの血。
だが俺は、大切な人を失った悲しみに耐え切れず、
交わした約束さえ忘れ果てていた。
………いや“忘れた”のだ。
辛い現実から逃げ、心に残った癒されぬ痕に触れぬようにして。
果たされぬ約束。
それは、彼女の心をどれほど傷つけただろう…。
今度こそ、
悲しい運命の輪を絶ち切り、忘れていた約束を果たすために…」
梓の着けているのは、ぴよぴよエプロンではなかった。惜しい(なにが?)。
中学の家庭科で、強制的に作らされる課題の一つ。
太田さんの裸エプロン〜っ(鼻血ブ)。
今から500年ほど昔に、星の海を渡り地球までやって来た、人類と類似した外見を持ちながらもはるかに強靭な肉体を持った種族。自らを狩猟者と呼び、近隣の村々を襲い、人々を殺し女を犯し非道の限りを尽くした。しかし最後には、次郎衛門という侍によって皆殺しにされた。
エルクゥとは、エルクゥという種族の肉体的なものを言うのではなく、むしろ魂や生命エネルギーと言ったものを指す言葉らしい。
エルクゥの特殊能力として、互いの意識を信号化し、言葉を用いずとも相互に伝え合うことが出来る力がある。ぶっちゃけた話、ニュータイプのように“わかりあえる”のである。次郎衛門とエディフェルが恋仲になったのも、耕一と柳川の意識がリンクしたのも(そして、千鶴シナリオでの水門への道行きの途中、千鶴さんが耕一に伝えた父親からの遺言も)、この能力が一因となっている。
人間という獲物を狩ることのできる唯一の存在。
人間など、はるかに超えた生物。
………って、あんたは「ジョジョの奇妙な冒険」に出てくる吸血鬼ディオですかい(笑)。
まるでどこぞのサイヤ人。
毒キノコを見分けることのできる、とても素晴らしい能力。
セックスの時に頑張る器官(膜)。
胃の中のものを吐き出すこと。病気になったりお腹(胃)に強い衝撃を受けた時に人間の身体が行う反射運動。
長瀬祐介くんはファーストフード店で怪しげな妄想をした時に。柏木耕一くんは残酷な悪夢を見た後で。柳川祐也くんは吉川に腹を蹴られて。なんにしてもロクな状態ではない時にやってしまうことなのは確か。
毎回毎回冒頭シーンでくるくるPになってしまう損な役回りの女の子。
なんだかんだ言ってみずぴーの処女をいただいてしまう。………あなどれない。
祐介の同級生で生徒会副会長。書記のみずぴーと一緒に生徒会でコンビを組んでいる。
包帯少女。
みずぴーからのラブコールに気づかなかったばかりに、月島兄の毒牙にかかって精神をブチ壊される。彼女の恋心に気づいていれば、不幸にならなかったのにね(をゐをゐ)。
あのいってしまった目がコワい。
ちなみに血液型は、みずぴーや月島兄と同じくA型。
「新興宗教オモイデ教」の著者。
本業はロックバンド「筋肉少女帯」のヴォーカリスト。多才の人。
※)本当は「ケンヂ」なのですが、「新興宗教オモイデ教」の著者名表記で「ケンジ」となっているため、こちらで収録させていたたきました。
千鶴さんの必殺技。
他に、大歩危、小歩危、天然ボケなどの存在が確認されている。
瑠璃子さんが待っている場所。電波の受信状態が大変よろしい。
さおりんがしがみついてくれる、嬉しい場所でもある。
その上、ラストシーンでみずぴーを慰める場所をも兼ねる。
……叔父さんにも連れていかれるケド。
躾の悪いコに言うことをきかせるために与える罰。
仔犬にモノを教え込む時に有効。
ドクロベェ様の趣味。
初期設定時の“毒電波”の名称。
“立たないんだ”状態の耕一のアレを、千鶴さんがナニしてくれること。
コレは効きます。効き目ありすぎ(笑)。
「恥ずかしがらないで」って言われても、やっぱり恥ずかしいよ………でも、頭がじんじんするくらい気持ちいいケド。
初音ちゃんが梓のお手伝いをするのはとってもいいことですが、千鶴さんの場合だと、こと家事全般に関しての能力はネコ以下なので、まさに百害あって一利なし。
「………あのう、何か手伝うことない?」
「ない」(マニュアルの4コマまんが参照)
千鶴さんのお願いは「…だ…出すのなら…私の…お腹のなかに…」
真っ赤になってこんなことを言われたりしたら、そりゃもう天にものぼるほどに幸せに違いない。
この時、千鶴さんは一体なにを思ってこう言ったのか。それを考えるととても危険である。
とりあえずハッピーエンドの後は、耕一君、覚悟しておくよ〜に(謎)。
想像上の怪物。たいていのイメージとしては(陰陽道の影響で)、人間の身体に牛の角や虎の牙を持ち、裸で虎の褌をしめた姿をとる。大男で非常な怪力を持って人々を襲う。仏教では、餓鬼や地獄に住む赤鬼・青鬼のことを指す。
「痕〜きずあと〜」で言う鬼とは、500年ほど昔に異星からやってきた人類と酷似した一族のこと。彼らは自らをエルクゥ、狩猟者と呼び、近隣の村々を襲い、人々を殺し女を犯し、非道の限りを尽くした。それを成敗したのが、次郎衛門という名の侍である。この一連の伝説については、“雨月山の鬼伝説”の項を参照されたい。
関係ないけど、「泣いたあかおに」ってばむちゃくちゃ泣ける切ないお話ですよね(本当に脈絡のない話だな)。
梓は、別の意味で“本物の鬼”(笑)。
鬼(エルクゥ)としての力を開放すること。
女性の場合は外見がほとんど変化せず、瞳の色と形が変わるのがわかる程度。ただしどのようなメカニズムかはわからないが、体重は平常時の数倍以上となり、その運動能力や爪を使った攻撃能力などは、人間はおろか野生の猛獣をも凌駕する力を発揮する。普通の人間が素手で立ち向かうことはまず不可能。
男性の場合は身体的に完全に“化け物”となる。特に骨格と筋肉が生物としての極限を越えるまでに発達し、髪が伸び体躯は2メートルを軽く越え3メートル近くになるほど巨大となり、体重も平常時の十数倍にまでふくれあがる。その最大の武器は長くのびた鋭いツメで、強靭な腕から振り下ろされるそれは、簡単に人間などの生命を奪うことが出来る。基本的に男性体の方が女性体よりも力が強い。
男性が鬼化する時は、きちんと服を脱いでからにしましょう。さもないと変身を解いて元の姿に戻った時に、とても悲しい事態になります。
元の姿に戻る場合には、鬼化する時とは逆方向の遺伝子組み替え(エルクゥ→人)が行われ、それに従って激しい新陳代謝が繰り返される結果、皮膚、骨、筋肉、その他の鬼だったときの不必要な細胞が、乾いた老廃物となって廃棄される(簡単に言えば、この老廃物って“垢”だよね)。
千鶴さんが鬼化すると、目は紅くそまり瞳孔が縦に裂ける。エディフェルやリネット、エルクゥの亡霊どものCGを見ると、これがエルクゥという種族の身体的特徴らしい。
ヤツに触れることは死を意味するッ!! これがッ、これがッ、エルクゥ・アームド・フェノメノンだッ!!
「鬼殺し」の由来は、やっぱり源頼光の鬼退治から来てる?
源頼光の鬼退治…平安時代、源頼光と四天王(坂田金時、渡辺綱など)が京を荒らす鬼(酒呑童子)を滅ぼしたという伝説。その際、「鬼に対してだけ毒になる酒」という甚だ理不尽で都合のいいアイテムを持参し、卑劣にも酒呑童子の一族を皆殺し(ではなく、本当は茨木童子が生き残って、後で渡辺綱に仕返しに来てます。その時渡辺綱が使った刀が有名な名刀髭切(鬼切))にした。
酒呑童子がヨークに先立つこと500年以上前に不時着したエルクゥの末裔である…かどうかは定かではない(笑)。
きつくて悪酔いをする酒。わるい酒。俚言集覧「鬼殺し。酒名、麁悪(ソアク)なる酒をいふ、又おによけともいふ」(広辞苑)。
因みに、全国あちこちに「鬼ころし」なるブランド名は点在します(多分100種類以上はあるでしょう)。まあ、純米酒から、合成酒まで様々でしょうが……。
さおりんの必殺技。
卑怯なほど可愛いため、この攻撃を受けると誰もが彼女のいいなりになってしまう。
……僕の負け。
23歳の若さで柏木家当主となった、柏木千鶴さんを指して言う言葉。
確かにその美しさから“お姫さま”と呼ばれても不思議ではない。
「奴」とか「こいつ」の正体。
淫猥な言葉を叫びながら自分の手で顔を引き裂いた太田さんの居る総合病院に、生徒会代表として瑞穂ちゃんが持っていく花束。一人頭千五百円也。
たいていは花束や果物。
退屈している人には、雑誌や携帯用ゲームマシン&ソフトなんて選択肢も。
密かに耕一の住所と電話番号が載ってたりする。
賢治氏が、電話番号や住所を知っていたにもかかわらず耕一にあえて連絡を取らなかったのは、耕一自身が住所も電話番号も教えず関わりをもとうとしなかったからである。そのことを「あいつが自分と関わり合いを望まない以上、離れて見守ることしかできない」、そう言っていた。
どこそこのバーのホステスさんの電話番号とか、行き付けの飲み屋のおかみさんの電話番号とかが載っていたなら、きっと千鶴さんは「キーっ」となっていたことであろ〜(笑)。
瑞穂ちゃんの持っているものは、彼女の亡くなった父親に買ってもらった形見であり、それと同時に彼女と香奈子ちゃんとを繋ぎ止める想い出の品でもある。
その切ない音色は、心を失ってしまった人の記憶を呼び覚ますための最大級のカンフル剤。
まさに基本中の基本。見せてもらう時には、大事に扱いましょう。
こっちの選択肢が正解(ハッピー or トゥルーエンドに向かうことのできる)だなんて、納得いか〜んっ!!………と思った人、手を上げて。
千鶴さんに夢診断をしてもらっている時に、彼女の人差し指でちょこんと押さえてもらったところ。私もやってもらいたい。
野をそよぐ風のように優しく、朝の陽射しのように暖かなもの。
耕一、一世一代のキメ台詞(本当に一世一代なところが涙を誘う)。
ある意味、トゥルーエンドよりも切なく泣ける展開。
「はい、そうですか」と納得し、自己完結してるとも言う。
「俺はこの世から消えてしまうが、残された彼女は、さらに深い痕を心に残して、これからの人生を生きていかなければならないのだ」<辛すぎ
このエンドの後日談としては、新井和崎氏がメインで描かれてる同人誌「偽善者(まるあらい)」を読むとよろしかろ。
女性の胸の大きさを表す単位(ウソ)。
お約束の隠し機能。
でも、出来るなら最初から選ぶことが出来るようにしておいて欲しいなぁ。せっかくの素晴らしい曲なんだからサ。>リーフさん
「雫〜しずく〜」
タイトル画面でメインメニューを表示させた後、屋上の出入り口の部分をクリックする(Windows95版)。
「痕〜きずあと〜」
タイトル画面でメインメニュー表示時にキーボードの「ORITO」を押しながら「音源選択」を選ぶ(PC-98版)。
タイトル画面でメインメニューを表示させた後、“痕”の文字の一画目をクリックする(Windows95版)。
タイトル画面でメインメニュー表示時にキーボードの「DOZA」を押しながら「音源選択」を選ぶ(PC-98版)。
ちなみにWindows95版は裏技として、タイトルメニュー表示時にカーソルキーをポンポンと押していくと、妙な場所にマウスカーソルが行く。ここが音楽モードの入り口。
問1:「痕〜きずあと〜」の主要登場人物は、その心と身体に様々な痕を抱えています。以下に挙げた人物の“痕”について、それぞれ300字ずつで簡潔に述べなさい(20点)。
解答:以下に各登場人物について箇条書きで述べる(解答例)。
「人は、一人では生きてゆけない。
無人島に流れ着いた人でさえ、かつての人々との繋がりを思う時があるなら、それは絆を持っていると言う。
人としての生き方、鬼としての生き方。
“絆”、このキーワードを頭に置いて、もう一度「痕〜きずあと〜」をプレイしてみましょう。
天国。
妖しげな事件が起こるのは、やはり学校ではなく、学園というのがふさわしい。
柏木家の次女。18歳の高校3年生、つまりは受験生。
髪型とヘアバンドを見ると、某アイドル防衛隊の主人公を思い出す…………と言うことは、声はやはり三石琴乃嬢か?
ツリ目系。
陸上部に所属しているスポーツ少女。ものすごい肺活量の持ち主。
柏木家四姉妹の中で最強のナイスバディを持っている。本人もその自覚があるようだ(笑)。
勝ち気で負けず嫌い、責任感の強いしっかり者(ここらへんがA型気質)で曲がったコトが大嫌い。まさに竹を割った性格の持ち主……ではあるのだが、そこに短気・単純・暴力的というマイナス三要素が加わるため、プラスマイナスゼロ以下になってしまうのが困りモノ(耕一談)。
一言で言えば、悩めるお調子者。
トロい姉になりかわり柏木家の家事全般をきりもりしており、料理の腕も一流。外見や行動で人を判断してはイケナイ(なんだかなぁ)。だだ、そのせいか時たま言動がオバはんくさくなる。
千鶴さんの10倍(耕一比)はしっかりしている柏木家の主婦。毎朝セーラー服にエプロン姿でパタパタと忙しい。
この娘を嫁サンにすると、おいしい朝食と口うるさいという特典がもれなくついてきま〜す。
意外とロマンチスト。
カニ語を喋る謎の女性。
照れると、鼻の頭をポリポリと掻くのがクセ。こんなトコが結構可愛い。
千鶴姉ェの洋服を借りっぱなしで箪笥の奥にほうり込んでいたりする。理由は「胸がキツくてどうしようもなかった」から、らしい。
千鶴さんの“偽善”を、小さいころから思い知らされている。口は災いの元だよ。>梓
耕一のことが好きなんだけど、今更恥ずかしくってそれを言うことなんて出来ないし、今の関係を壊してしまうような勇気も持てない。まさに少女漫画を地でいっているような設定。しかし“弟のような存在”から“恋する乙女”へと、少女は変わっていくものなのだ。さっさと気付けよ!!>耕一
(夜は)従順。
梓シナリオでは、柳川&阿部の2人の関係に割りを食ってイマイチ目立つことが出来ず、コトが終わった後でも初音シナリオのようなフォローのHシーンまで無いという可哀相な人。ラストの朝のシーンでの耕一とのやりとりなんかは、かなりおいしいシチュエーションなのに………惜しい(しくしく)。
前世はエルクゥ皇族四姉妹の次女アズエル。
四姉妹の中でエルクゥとしての戦闘能力が一番強いみたいなことを言っていたわりに、あっさりとのされてしまったりする。なんなんだか。
耕一の実家のあたりではちょっと名前の知られた公立高校に通う16歳の女子高生。おかっぱの髪型や暗〜い性格を見ると、どこぞのほたるちゃんを連想することは容易である………てことは、声はやはり皆口裕子嬢か?
とても16歳にはみえないようなつるぺたバディの持ち主(をゐ)。
細く折れてしまいそうな華奢な手足、日本人形のように白くきめ細やかな肌、何かいいたげな暗く澄んだ瞳の色。………も、萌ヘル。
物腰の静かなおとなしい少女で、人と接するのが苦手らしい。………が、その心の奥には耕一への秘められた想いが熱く熱〜く存在するのでありました、チャンチャン。
もともと無口なとっても恥ずかしがり屋サン。でも、実は少し天然ボケの入ったお茶目なトコもある、B型の女の子。
前世はエルクゥ皇族四姉妹の三女エディフェル。
セイカクハンテンダケを食べた後のチョベリグ〜な笑顔が眩しい楓ちゃんが好きな人多数。
柏木家の早食いチャンピオン。一皿分のリゾット程度なら一瞬のうちにペロリ。
ふきふき天使二代目(爆)。泣かせてど〜する!?>耕一
声を出さずにふるふると首を振る仕草がとてつもなく可愛い。それにあわせて揺れるおかっぱとの組み合わせがさらに可愛さを倍増させている。
本当はちょっと天然ボケのある、お茶目サン。
隆山温泉の経済を一手に握る、この土地屈指の財産家。もともとはこの付近一帯の土地を有する地主にすぎなかったが、耕一の祖父“柏木耕平”が土地を元手に事業に乗り出し、高級旅館の運営を経済の資本とし、買収につぐ買収を重ね、やがては総従業員数500人を数える大企業「鶴来屋グループ」を設立するに至った。現当主は柏木千鶴。
次郎衛門とリネット、2人のエルクゥ(鬼)の血を受け継ぐ家系。ただしこの事実は、当の柏木家の一部の人間と雨月山のお寺の住職さん以外には(多分)誰にも知られていない。
ここん家は、道路の四つ角から四つ角までを支配するとゆ〜たいへんアレな豪邸です。庭にはししおどしまであるし。
初音ハッピーエンドを見た後、商店街での選択肢に現れる「痕〜きずあと〜」のおまけシナリオの一つ。
セイカクハンテンダケなる妖しげな茸(with千鶴さんの手料理)が引き起こす、お約束なドタバタ喜劇。「雫〜しずく〜」でのおまけシナリオがアニメや特撮の強烈なパロディ満載であったのに対し、こちらはそう言った知識が無くても十分に楽しめる内容になっているのがポイント。
上記シナリオ以外に、本編での前半部分にある朝の食事シーンなどのことも指す。ほのぼのとしたノリが楽しく、また、四姉妹の性格や立ち振る舞いをきちんと描写してある点が素晴らしい。VNシステムによる登場人物の表情変化などは「雫〜しずく〜」からさらに進歩しており、その効果がもっともよく実感できるのがこのシーンでもある。
豆まきの項を参照。
柏木家の血に脈々と伝わる、呪われた“鬼のちから”のこと。
異星人であるエルクゥと人との間では、不思議なことに子を生すことが出来た。次郎衛門とリネット、その2人の血を引く子孫達は、人であると同時にエルクゥ(鬼)でもあった。
エルクゥの血を濃く受け継いだ場合、男性女性ともにエルクゥとしての驚異的な運動能力を発揮することが出来るようになる(鬼化の項を参照)。しかしその力を“人間”としてきちんと制御できるのは女性のみであり、男性の場合多くは二重人格化し、鬼としての飽くなき殺戮の衝動を押さえることができなくなる。そうなった場合の選択肢は2つ。まだ人としての意識があるうちに自殺するか、もしくは、同族である女性に殺してもらうかである。
耕一の父親や四姉妹の父親も力を制御できなかった。その末期は悲惨なもので、麻薬中毒患者にも似た状態の中、人と獣の姿を何度も往復し、手の届くものは全て目茶苦茶に破壊し、自らの身体にもいくつもの痕を刻む。そんな哀れで悲惨な姿を見るにみかねた母親が、転落事故にみせかけた心中を計ったとして、誰が責められよう。
これこそが、“呪われた血”と言われる所以である。
ただしめったにないことではあるが、男性でもエルクゥの血を制御できる者もいる。それが鶴来屋温泉の初代オーナーであり、耕一達の祖父である柏木耕平氏であった。
“立派な御屋敷を構えてはいるが、実はアットホームで小市民的”なノリが、柏木家の特徴。耕一のお気に入り。
柏木耕一の実父で、千鶴達四姉妹の叔父にあたる。8年前に、両親を事故で失った千鶴たちの面倒を見るためと鶴来屋グループの会長代理として、柏木家の実家に住むようになった。その時、由あって妻と息子(当時12歳だった耕一)とを半ば捨てるような形で残してきており、それが原因となって耕一との仲は疎遠になっていた。千鶴達の両親同様、物語の始まる一ヶ月前に自動車事故で急逝している。
8年前から自分の中で目覚めようとしていた鬼の血と戦っていたが、ついに制御しきれないことを悟り、大量のアルコールと睡眠薬を服用した上(鬼を眠りにつかせたままにするため)で自動車事故を装って自殺する。その最後の時まで、息子である耕一のことを心から心配していた。
千鶴さん経由で耕一に宛てた遺言が、一通。
自分の奥さんの死に目にも立ち会えなかったかわいそうな人。
耕一にとっては、血を分けたという事実と戸籍が記すだけの、もう、その顔や声さえもはっきりと思い出せない、他人同然の父親。
でも千鶴達四姉妹にとっては、かけがえのない大切な人。「もしも叔父さんがいなければ、両親の後を追っていたかもしれない」とは、千鶴さんの弁。
「お前は嘘が下手だな」って顔で笑って、千鶴さんの本心をすぐに見抜いてしまうという特技を持っている。
「私が拒む拒まないにかかわらず、ズケズケと勝手に心の中に入ってきて…、…そして、いつも…、…いつも私を…あたたかく包みこんでしまう」と千鶴さんに言わしめ、彼女の弱点を突くことの出来る、まことにもっておせっかいな特技も持っている。当然だが、その技は息子である耕一にも遺伝している。
優しく包容力のあるカッコイイ、当年48歳のオヤジ…………だと思う。
“あたたかく大きな手”の持ち主。
ヘビースモーカーらしく、シャツからは煙草の匂いが絶えない。
死んでいるくせに魂となって耕一や初音ちゃんを守るという、お約束の離れ業をやってのけるところは流石である。
その死によって千鶴さんの心に深い痕を残し、そんな父親に対して「死んで心に残るなんて、卑怯すぎる」と、耕一は理不尽な嫉妬の感情を抱くのでありました。
「痕〜きずあと〜」の主人公=プレイヤー。
某三流大学に通う20歳の大学2回生。先月(ゲーム開始時)、たった一人の肉親だった父親が事故で死に、その他いろいろな理由があってその実家を訪れている。夏休み当初計画していた旅行計画はおしゃかになってしまったが、美人四姉妹に囲まれた生活は満更ではないよなぁ………などと考えているいたって健康な一般庶民の代表のような青年。
スケベ大学生(梓談)。
梓を狙うかおりちゃんにとっては“すっごく目障りな”お邪魔虫。
血統書付きの一般人。
こ〜ゆ〜物語の主人公は、やっぱり優柔不断であった。
前世は、この土地で鬼退治をした次郎衛門という侍。でも今は単なるグータラ大学生。う〜ん、前世がいったいなんぼのもんじゃ〜い(笑)。
「雫〜しずく〜」の主人公に比べてイマイチ印象が薄いのはいたしかたない。だって普通の好青年なんだもん。
少年は親父の影を乗り越えて成長していくものなんだよなぁ(しみじみ)。
小出由美子さんとくっつくというパターンも欲しかったぞ!!
思い切りクサいセリフを臆面もなく吐くことのできる男(初音シナリオのラスト等を参照のこと)。しかし、あのシーンはそれで正しい。あそこであれぐらい言えなきゃウソである。
ブリーフではなく、トランクス派。
耕一の場合は、まだ、父親のように“あたたかく大きな手”で四姉妹すべてを優しく包み支えることはできないから、たった一人だけ、自分が選んだ女性一人だけを、両手で強く強くギュっと抱きしめることが出来ただけなのさ。
自分に語り掛けてくれる時の親父の笑みが、本当はとても好きだった。それを、8年前、何も知らず捨てられたと思いこんだ時から、忘れていた……いや、思い出そうとしなかっただけなんだ。でも、それは恨んでいたんじゃなくて、ただ、親父が居なくなってしまったことを、すねていただけなんだ。
偽善者。
ごまかす時にチロッと舌を出すのがクセ。なんて可愛らしいんだぁ。
怒った顔でもとてつもなく可愛いなんて、まったくもってヒキョーである(許す!!)。
主人公より3歳年上、23歳の従姉のお姉さん。小さいときから主人公の憧れの女性(女神にも近いイメージさえある)であった、いわゆる初恋の君。
去年の春に某国立大学を卒業したばかりという若さでありながら、叔父の死によって必然的に柏木家の家長になってしまった。その責任の重圧はいかほどのものか想像に難くない。
美しい濡れ羽色の黒髪と、優しげな眼差し。“美人”という範疇で括られる人間が持っている冷たい印象をまったく感じさせない、優しく温和な暖かい雰囲気を持った女性。
………温和なのはいいのだが、ついでに天然ボケという属性を持っているのはもはや必然の設定であろう。妹の梓からは「スローリー」やら「亀姉」などと呼ばれしょっちゅう叱られているほどトロくさい。
心を偽るのが得意な彼女は、演技派のAB型。
「綺麗で優しい従姉のお姉さんは、お嫌いですか?」「いえ、そんなことは絶対ありません!!」
たれ目系。
ダイエット中。ど〜やら太りやすい体質らしい。
梓よりも3cm背が低いが、胸は6cm………じゃない9cm負けていることを結構気にしている。しかも相手はまだ成長期、トホホ。
こ〜ゆ〜キャラにしては珍しく料理(&家事全般)がド下手。
天性の不器用さと生来の味覚オンチを併せ持つ天下無敵の柏木家の長女。彼女の作り出す料理は猫のタマをも悶絶させる。その味は、まさに「真似のできない味」と評される。
「痕〜きずあと〜」の中で一番描けているのが、彼女であろう。
柏木家の血による悲しみを一身に背負っている、とても可哀相なひと。彼女の悲しみを癒してあげられるのは、主人公であるキミしかいない!! GoGo!!
中学生の時の彼女の笑顔――泣いている僕を覗き込むようにして見せた彼女の微笑――は、とても懐かしく切ないセピア色の想い出。淡い初恋、小さな後悔の念。今はもうすべてが遅く、夢の中でしか彼女には逢えない。夢の中の彼女は今でもかわらず暖かく僕を包み、そして優しく語り掛けてくれる、「耕ちゃん、どうしてそんなに泣いているの? 私をお母さんだと思って甘えていいのよ」って……。
前世はエルクゥ皇族四姉妹の長女リズエル。
思い込んだら命懸け。早とちりはイカンよ。
でも、耕一の胸の痕を見た時点からすでに狂いはじめてたのかもしれない。水門近くの河原でのやりとりは、すでにイっちゃってるよ〜なフシがあったから。
声はやはり井上喜久子嬢か?
「ふふっ」と乾いた笑い声で笑うこともできる。
意味深な含み笑いも出来る。<「なんだよ、それー!」
半泣き状態で見たトゥルーエンドの中学時代の千鶴さんの優しい笑顔、その後で見るハッピーエンドの彼女の微笑みの価値は、どんな宝石にも優るほどに美しく尊いものなんだ〜。ホント、泣きが入るぞ。
15歳の高校一年生。血液型はO型。姉妹のうちでは一番遠い少し離れた私立高校に通っている。
寝癖頭とリボンがトレードマーク、ちょっとタレ目気味なところがかわいい大きなクリクリっとした瞳は千鶴さん似。
耕一のことを“お兄ちゃん”と呼んで慕っている…………と言うことは、声はやはり○○○○嬢か(自粛)?
こんな可愛いコにお兄ちゃんと呼んでもらえるなら、悪魔にだって魂を売り渡してもかまわないという輩は、日本全国に350万人は下るまい。
とても15歳にはみえないようなロリロリバディの持ち主(をゐ)。ランドセル型の鞄を背負った登校ルックは、どこからどう見ても小学生高学年にしか見えない。
おっとり穏やか、優しくて控えめ、加えてちょっと甘えんぼうという実に女の子らしいコ。まさに理想の妹を絵に描いたような美少女、それが初音ちゃんである(耕一談)。
フェアな戦いがポリシーの女賭博師(ウソ)。
天下一の記憶力を誇る。おかげでトランプの神経衰弱では負け知らず。雑誌などに載っている間違い探しのような絵系のパズルやクイズもおちゃのこさいさい。絵柄や色、記号を憶えることが得意で、逆に文字などを憶えるのは苦手。………従って、ある人の顔は憶えていても名前が思い出せない、ということがしょっちゅうあるみたい。
前世はエルクゥ皇族四姉妹の末娘リネット。
セイカクハンテンダケを食べた後のハスッパな彼女が好きだと言う人は………多分少ないだろう(笑)。こんなのは初音ちゃんじゃな〜〜〜いっ!!
どんな事態におちいっても自分のことよりも耕一の身を案じてくれる。なんて優しくていいコなんだ!!>初音ちゃん
初音ちゃんシナリオ初プレイ時、迷わずネズミ花火を彼女に投げつけた記憶のある者は、素直に名乗り出るように。
梓の“痕”の一つ。耕一との幼いころの大切な想い出を象徴するもの。
耕一(当時11or12歳)がこちらに遊びに来ていた時に、梓、楓ちゃん、初音ちゃんと一緒に裏山の水門に魚釣りに行ったことがあった。遊んでいた途中足を滑らせて川に落ちた梓は、溺れかけ、買ってもらったばかりの靴を水の中に落としてしまう。梓を助けた後耕一は、その靴を拾うためにもう一度川の中に潜るのだが、そこで川底の古いワイヤーロープに足を絡めとられ、今度は自分自身が溺れかけてしまった。助かるため無意識のうちに柏木家の血の中に眠る鬼を起こしてしまう耕一、それは同時に、川辺で彼を待っている3人の危機をも意味していた。“鬼”と化し血を求め、3人に迫る姿。しかしあわやというところで、梓たちの必死の訴えかけと、まだ幼かったために鬼の力自体が弱かったことなどから、自分の中の鬼をからくも心の奥底に封じ込めることに成功する。そして、耕一は安堵して泣き出した梓をおぶって家まで帰ったのだが、事件のショックと足に負った傷のせいで高熱を出して寝込んでしまう。熱が下がったころには、この時の“鬼”と化した時のことを綺麗さっぱり忘れてしまっていた、その時の記憶ごと鬼の力を封じ込めるために………というエピソードがあったのでした、チャンチャン。
梓はこの時の想い出をかなり大切なものだと感じていたらしい(多分、件の靴を今でも大切に持っていたりするんだろ〜なぁ)が、当の耕一はこのことをすっかり忘れてしまっていた。梓が怒るのも無理はない。
生徒会役員。気弱で赤面症(と、マニュアルに書いてある)。
同じ役員の由紀と十羽ひとからげであつかわれている、かわいそ〜な女の子。
シナリオによっては名前さえ出てこない。
そればかりか、服を着て登場することもない。生徒会とはなんとコワい組織であることよ。
凍りついた顔、抑揚の無い声、暗闇に覆われた瞳。すべて、千鶴さんが自分の本心――子供のように泣いている素顔、そして、他人からの温もりを求めてやまない、寂しがり屋の心――を覆い隠すために着けたもの。
この後の耕一のセリフ「…もしも俺のせいで、そんなふうに思い詰めているのなら…」の辺りは、千鶴さんにとっては拷問に近いモノがあったろう。そうだよ耕一、オマエのせいなんだよ!!(勘違いだったけど)
“氷の仮面”とも言う。
響子さんといつも共にあるもの。ジャーナリストの魂。
撮った写真の真ん中に写っていた人は魂を吸い取られるという、恐ろしい魔性の道具。
耕一の心の奥底。
………と思ったら大間違い。実は柳川刑事ん家の隣、阿部貴之くんの部屋でした(予想を裏切るこの展開)。
エルクゥとしての能力に目覚めた者(柳川)、もしくはその力をコントロールすることが出来る者(千鶴、梓、耕一)は、エルクゥとしての“匂い”を消すことが出来、たとえ同族同士でもエルクゥだと互いに確認出来ないようにすることの出来る能力のこと。
狩猟者ゆえに、身を潜める術を持っているのは当然のことだ。
柳川や貴之の住んでいるマンションの管理人は、まったく何もしない名前だけの管理人らしい。必要以上に仕事をされるのもうっとおしいが、こ〜ゆ〜のも困りものである。
“管理人”のうしろに“さん”が付くか付かないかで、月とスッポン豚に真珠、取らぬ狸の皮算用ぐらいの違いがある。
千鶴さんが楓ちゃんにした話。合い言葉は“あのこと”。
話というモノは、聞いてはイケナイ度が高ければ高いほど聞かれてしまうものなのだ。これ、世の中の常識(笑)。
“立ち聞き”ときたら“聞いてはいけない話”とくるのは当然の帰結でせう。
女性の部屋の前で立ち聞きなんて、紳士のすることじゃないゾ。>耕一
「聞かれてしまったからには仕方ありません。可哀相ですが死んでもらいます」と、千鶴さんが鬼変化して襲ってくる………ということは無いので、安心してくれたまえ。
「痕〜きずあと〜」のオープニングを見て、即座に思い出すもの。
きずのついたあと。
リーフ・ビジュアルノベルシリーズ第二弾「痕〜きずあと〜」のタイトル。
ちなみに“痕”を“きずあと”と読ませるのは、当て字。
柏木家の血にまつわる義務と責任を、長女として負わなければならなかった苦しみと哀しみ。両親と叔父の死にまつわる真相を胸に、妹達の母親がわりを演じ続け、その上で耕一を殺さなければならないと決意した時の心の傷。
自分を理解し受け入れてくれる唯一の存在であった叔父を失った時の心の傷痕。
耕一が実は自分を嫌っているのではないかという、10年前からのわだかまり。
耕一から、父親である賢治を奪ってしまっていたのではないか(真実はそうでなくとも、形の上ではそう見える部分もある)、という負い目。
自分が原因で耕一が溺れそうになったことへの負い目。溺れそうになってまでして自分の靴を取ろうとしてくれた耕一への淡い恋心と、兄弟のような今の関係が壊れてしまうことへの不安。
柏木家の血と適当に折り合いを付けて生きて行こうとする心と、その理不尽さにやり場の無い憤りを憶える自分の心。両親や叔父の死が残した心の傷痕。
前世エディフェルとしての記憶がよみがえったことによる(おそらく水門事件が引き金となったのであろう)、耕一(次郎衛門)への想いと、それを伝えられないことへの苦悩。約束どおりに思い出してくれることを待つしかないもどかしさ。
自分が近づくことで、耕一が記憶を取り戻すと同時に鬼の血に目覚めてしまうかもしれないことへの恐怖。自らの想いが愛する人を破滅へと追いやる引き金となることとのアンビヴァレンツ。
「痕〜きずあと〜」のエンディング全てを見たものにだけ贈られる栄誉ある称号。この称号を持つものは全国に48万1千人(推定)はいると思われる(根拠無し)。
「雫〜しずく〜」ではエンディングパターン13通り全てを見ても、なにもご褒美がなかった。これがユーザーに不評だったのか「痕〜きずあと〜」では17通りのエンディング全てを見るとご褒美がつくことになった。それがコレ。ただしご褒美CGが使いまわしなのがちょっと悔しい(しくしく)。
モトネタはやっぱり「野々村病院の人々(elf)」なんだろうなぁ。
千鶴さんはバニー姿、楓ちゃんはセーラー服+ブルマ姿、初音ちゃんはスクール水着で祝ってくれる。リーフ印の徳利でお酌してくれる千鶴さんにクラクラ。
そう言えば梓はどこいった(笑)?<単なる制服で団扇係りやってマス
「痕〜きずあと〜」の正式決定前のタイトルであり、本来のテーマ(と、原作の方がおっしゃってるんだから間違いないでせう)。
はなれがたく思う情、人と人との間を繋げて離さない刻印、束縛するもの、鎖。
生まれ落ちた時から人は、周りに居る人々との間に、意識しても意識しなくても次々と“縁”を結んでいく。
…だから“絆”を結ぶのだ。人が、人であり続けたい、そう思う限り」
結ばれた“縁”は、強く結びつくこともあれば、弱くすぐ切れてしまうようなこともあり、それが好意的な離れがたく思うものであれば“絆”と呼ばれ、逆の場合には“因縁”と呼ばれる。それは、どちらも人を束縛し、その生き方を決める要因となる。
本当に自由な人などいない。
人は、自由と交換に、自分とは違う個体―他人―と、縁を、“絆”結んでいかなければならないからだ。そして、喜びも悲しみも、自由も不自由も、愛することも憎むことも、全て、人と人との縁があってこそ感じられる感情だから、人は人であり続けたいと願うだろう。“絆”という名の鎖に繋がれることを好しとするだろう。
たとえ人ではない普通の動物でも、親子の絆…そういうものを持っている。
絆を持たないのは、人でも動物でも無い、それは“鬼”だ。
最も強い生物、殺戮を愉しみ自分の快楽のみを求め、そして、独りでありつづけることを望み、“絆”を必要としないもの。夜の闇に潜む高貴で孤高の獣。
一切の絆を断ち切った、真に自由なもの、それが“鬼”。
絆に繋がれた不自由、絆を持たない自由。
あなたならどちらを選ぶのか……
セイカクハンテンダケを食べてブラック化した初音ちゃんが千鶴さんのことを一言で的確に表した言葉。
「○○君はいいヤツだ」「○○さんはいい人ね」、そんなふうに言われる人は、だいたいこの言葉にギクっとくるものだ。
沙織ちゃんの所属しているバレー部の顧問。化学を教えている時はそうでもないが、練習時には鬼コーチと化す。
若い時はバレー部でブイブイ言わせていた(本人談)。
そう言えば「炎の転校生(著:島本和彦)」に出てきた滝沢昇の父親は、偽名を使うときは「技北」と名乗っていたなぁ……どうでもいいことだけど。
○○○○(放送禁止用語)。
長瀬ちゃんが憧れてやまないもの。どこか遠い国(意味不明)。
凶器ではない(近いものはあるような気もするが)。
徹夜明けなどに、軽い狂気の世界を垣間見ることも可能。
会社も学校もテストも締め切りも無い世界のこと。
行ってしまえば楽しいのかもしれないが、あまりすすんで行きたいとも思わない。
開けてはならない禁断のトビラ。開けるとどろりとした目があなたを待っている。
瑠璃子さんや太田さんや阿部貴之くんが住んでいる世界にたどり着くためには、これを開けなければならない。
結構どこにでもパカパカと口をあけているモノ。迷惑千万、よそでやれ、よそで。
長い長い口づけを交わした後、唇を離した2人の間にできた、月あかりでキラキラと光る細い糸のような唾液のこと。
「…ぷはぁ…」と言う表現でまず思い出すのは、はじめ人間ギャートルズで親父がサルザケを呑んだ時の表現だな。<をゐ
「痕〜きずあと〜」では、吉川が売買を行っている麻薬のことを指す。カタカナで書くのがポイント。
これを飲む(飲まされる)と、天国に行ける。
人間を単なる動物にもどすための薬で、正常な判断力や思考能力を奪い、人間としての理性を失わせる。
カプセル型錠剤。中毒性はないらしいが、常習性はあるかも。
性感を異常に高めることのできる内服薬で、痛覚すらも快感へと変えてしまう。一度に大量を摂取すると、あっちの世界に行ったまま帰ってこれなくなる。
究極至高の贅沢。
眠ってグ〜、よだれタラ〜、略してグ〜タラ。
労働の義務を持つこの現代社会において、本来なら赤ん坊と老人だけに許された特権であり、もしもそれを若い者がやろうものなら白い目で見られることは必至。だがしかぁし、大学生という特権階級を持つ者には、それが許されているのである(感涙)!!
社会人の場合、休日はこのモードに自動的に突入する………ただし休日出勤が無ければ(あう〜)。
オンセンマン((C)島本和彦)の宿敵。<それは“グータラー”
「…私…綺麗ですか?」「どしぇ〜っ!!」
“怪人赤マント”と同じく、昭和40〜50年代前半に子供たちを恐怖で震えあがらせた怪人。ちょっと見はロングヘアーの美人なのだが、つけているマスクを外すと口が耳元まで裂けているという。
ユメみるぞ。
“口酒女”と書いて、飲ん兵衛の女の人を指す。<大ウソ
本能を抑圧することを美徳とするような考え方のこと。
千鶴さんが初音ちゃんや楓ちゃんに対して言う、「いってらっしゃい」を意味する言葉。優しい母親とゆ〜かなんとゆ〜か、気分はお母さんと小学生。
やはり梓に対してもこう言って見送っているのであろ〜か?
自分も出社前に千鶴さんにこう言ってもらいたい(爆)。
平たく言えばUFOキャッチャー。
ちなみにUFOキャッチャーはSEGAの登録商標です。
レディ、事はエレガントに進めたまへ。
確かに自殺も“計画的”犯行だわな。
“誰かが仕組んだ”と言う接頭語が付くと、今はやりの陰謀論になる。
天下御免の桜の大紋の入った、警察官が持っている手帳。
水戸の御老公が持っている印篭よりは格が落ちるかも。
長瀬刑事のは端っこが破れてまがってる。なんだかちょっと、ナサケナイ。
長瀬刑事のイヤミな妄想。
オレ(耕一)と千鶴さんは、そんな関係じゃないやい!!………それはそれで、ちょっち悲しいモノがないわけではない(とほほ)。
ゲームセンターの略。ゲイが集まるセンター街のことではない。
最近ではセガやナムコが筆頭となって“アミューズメント・センター”という呼び名を広めた。でも、やっぱし“ゲーセン”だよなぁ。
昔の、不良のたまり場と言われていたような暗くてちょっと汚いのが好き。中でタコヤキとかを食いながらゲームをしたり水子するのが、なんとも言えずに楽しかったんだ、コレが(遠い目)。
梓の誇る美貌。
筋肉美とは、チョト違う。
こっち側。ちなみにるりるりの居る狂気の世界は“あっち”側。
会社も学校もテストも締め切りもある世界のこと。
でもこっちにもたのしいことはいろいろある。普段普通に生活していると、たまのお祭りには妙に燃えるものである。
貴之がすぐ思い付いたのはコルトとかワルサー。
日本の制服警官が持っているのはニューナンブ。一撃必中を旨とした、とてもいさぎのよいプリチーな拳銃である。
人が生み出した、人殺しのための道具。
軍用または護身用の小型銃のこと。片手で操作できる程度の大きさで、構造上回転式(リボルバー)と自動式(オートマティック)に大別される(広辞苑 第四版より)。
さすがのエルクゥでも、ふいを拳銃で撃たれたりするのには弱い。
撃つ時には、装填されているのが実弾か空薬莢かをしっかりと確認すべし。さもないとヒドい目にあう。
耕一と同じ大学で同じゼミに所属している、20歳の女子大生。
知的な落ち着いた感じのするコ。結構気丈なところもあるようだ。メガネっ子であるというのも密かにポイント高し。
話上手。地方の伝説とか御伽噺に興味がある。
耕一を追いかけてわざわざこんな片田舎まで来た………わけではなく、ただ単なる偶然というヤツで、夏休みを利用しての一人旅らしい。
何をしにわざわざ出てきたかと言えば、耕一に雨月山の鬼伝説を語って聞かせるためと、某柳川の犠牲になるためにである。可哀相すぎる〜。
みずぴーを形容する言葉。
顔をほころばせて駆け寄ってこられた日には、思わず頭をなでなでしてやりたくなる。
思わずいじめたくなる場合もあるが、それもまた可。
「『腹減ったからメシつくれ』、あの時、そう言う口実を作ってかおりちゃんを追い返すようしむけることを梓に約束しなければ、私は今ごろ首を絞められて土の中ですよ」と、インタビューを受けた柏木耕一氏は当時を振り返り苦笑しながら私に語ってくれました。
後日、このインタビュー記事が月刊レディジョイ誌に掲載された後、柏木家の方からまるで犬を絞め殺したような悲痛な叫び声が聞こえた、ということです。
確か柏木氏の奥さんの名前は………梓さん、でしたっけ。耕一氏にはホントに悪いことをしたなぁ、と、今では少し後悔しています。
………ホントですよ(相田響子談)。
「痕〜きずあと〜」物語中で言う皇族とは、かつて、500年程前に地球にやってきた異星人エルクゥの中でも、宇宙船ヨークを操ることのできるという特殊な能力を持った者達のことを指す。
柏木四姉妹は、全員このエルクゥ皇族四姉妹の生まれ変わりである。
人を拘束して自由にうごけないようにするための道具。手錠などもその一種。
人造人間エヴァンゲリオンを、暴走させず人間の制御下にとどめておくための器具。でもあまり役には立たない(笑)。
小学生の頃の耕一に対して、千鶴さんが呼ぶ呼び方、愛称。耕一が高校生になり2人の身長が逆転する頃になると、今の「耕一さん」という呼び方に変わった。
四姉妹の長女だった千鶴さんは、当時弟が欲しくてたまらなかったので、従弟の耕一が家に訪ねてきた時は可愛いくてしょうがなかった。でも、その頃の耕一は、千鶴さんに頭を撫でられるととても嫌そうな顔をしていた。それを彼女は「自分は嫌われているのかな」と思っていたらしい。
耕一が嫌そうな顔をしていたのは、決して千鶴さんが嫌いだからでは無かった。本当は、初めて女の人を意識した――初恋の人だった――千鶴さんに、弟扱いされるのが嫌だったという、少年期特有の背伸びに近いような思いがあったから。
お稲荷様の力をお借りして行う占いの一種。
文字を書いた紙の上に10円玉を置いて「こっくりさん、こっくりさん…」と唱えながら指をのせると、10円玉がひとりでに動き出して知りたいことを教えてくれる。
一人でやると暗いと言われる(普通は二人以上でやりましょう)。
「ええ〜っ!? 千鶴さんが!?」
「…そうですよ。どうかしました?」
「い、いや、別に…」
…もしも結婚したら、胃腸薬を常用しないといけないね(とほほ)。
ELEMENTAL SOFTが販売しているMS-Windows用アクセサリ集。
「こどものおもちゃ」や「雫〜しずく〜」「痕〜きずあと〜」「新世紀エヴァンゲリオン」関連のアクセサリが満載の、おトクなパッケージ。
通信販売だけでなく秋葉原のマックスロードという同人誌&ソフト店でも取り扱っているので、まだ手に入れていない人は今すぐダッシュ!!
コミケ51では「こまどのおもちゃ2」にバージョンアップ。こちらは全て毒電波系のモジュールになってるゾ。
スーツを着た32歳のサラリーマン、コンビニ帰りの19歳の大学生、26歳と27歳の二人組み、いずれも男ばかりの、二人組み以外は互いになんの関係もない、ただの通りすがりの殺られキャラ。………合掌。
同じようなキャラとして“二人組みの警察官”という人達もいる。千鶴さんが“この世でもっとも美しい獲物”と称えられるのに対して、こちらは“雑魚同然の生命”。あまりにカワイソすぎる。
千鶴さんが出てくる夢。跳ね起きるほど恐ろしい。
これも千鶴シナリオの伏線だったとは、お釈迦サマでも気づくめぇ。
こ〜ゆ〜冗談を言うと、千鶴さんにほっぺたをちょこんと小突いてもらえる。うらやましすぎる〜。
異次元人編での新城沙織ちゃんのコードネーム(愛称)。
「雫〜しずく〜」&「痕〜きずあと〜」のWinodws用アクセサリ集。1996年11月22日発売。定価2800円。
……それだけだと思ったら大間違い!!
スクリーンセーバ5本、ミニゲーム2本、音楽CD、設定資料も含めた作品紹介、読者投稿CG、カラオケ(そのために編曲までしてある、<泣ける!)、同人誌紹介、などの企画までがてんこもりの超お買い得な逸品!! Leafファンなら買うしか!!
さおりんの駄洒落を効く^H^H^H^H聞くための、日めくりカレンダー。
乳首。
サターンでもPSでも(当然Nintendo64も)描いちゃいけないモノ。
じゃぁ、か〜いい桜色じゃなくてドドメ色ならいいのか?………と、そ〜いう問題ではない。
リカちゃん人形には無くて、南極Z号にはあるモノ。
「僕たちはそのまま体育館を出ると、夕闇に包まれた
桜の木の下まで歩いていった。
少し肌寒い風が足元を吹き抜ける。
新城さんは気持ちよさそうに、髪を押さえていた。
『はぁ…、いいきもち!』
新城さんは夕陽に向かって、うーんと伸びをする。
長い髪が、さらさらと風になびいていた」(ゲーム中から引用)
…というシチュエーションのこと。
「…ごめんなさい。…耕一さん」
……と、これだけ書くと、まるで「いいお友達でいましょうね」等と同じような、女が男をふる時のセリフみたいだな、こりゃ(笑)。
本当は、水門の上に追いつめた耕一を、千鶴さんが殺そうとした時のセリフ。
マンションに一人貴之を残してきた柳川が、決して出来ないもの。彼は「仕事が終わったプライベートな時間は全て貴之のためにある」とまで言っている。
これがないと生活できません(笑)。
4時間するとLDが一枚買える、そう思えば楽なもんだ。<をゐ
規制されると、残業ではなくサービス残業となる。これはとても悲しい(しくしく)。
ローランド規格のMIDI音源のこと。日本のパソコンゲームで使用されているMIDI音源といえばSC-55の時代からコレである。
対するのがGM音源。GeneralMidiっつーぐらいだから、どんなMIDI音源でもたいていサポートされている規格で、Windows用のMIDIって言ったら普通はこちらを指す。ただしGSよりも音色セットや同時発音数が貧弱なのが欠点。
大学生の命綱の一つ。
耕一に対する母方の実家からの仕送りは、実は父親である柏木賢治氏からのものであった。こんな回りくどいことをしたのは、耕一が自分の名前を出せば素直に受け取らないだろうと、そう考えたからである。
耕一に対して何一つ父親らしいことをしてやれなかったことへの、せめてもの罪滅ぼしのようなもの。
……でも耕一は、そのことを千鶴さんの口から聞くまでは、何一つ知らなかったし、知ろうともしなかった。
物語をすすめて行った時のセーブポイントとなるもの。「雫〜しずく〜」と「痕〜きずあと〜」では若干仕様が変更されており、「痕〜きずあと〜」の方がよりユーザーフレンドリーに改善されている。
もともとのシステムが「弟切草」や「かまいたちの夜」を参考にしているため、1つのしおりにつき1ユーザという風に考えてプレイすることが望ましい。これは、新しいシナリオへのフラグなどは、3つ用意されているしおりそれぞれが独立して管理しているためである。このことに気が付かないと、いつまでたってもハッピーエンドを見ることが出来なかったり「痕マスター」になれない、と言った事になる。
なお「雫〜しずく〜」では、しおりにセーブしておいても一度シナリオをクリアする毎にセーブデータがクリアされる点に注意。
「さおりんといっしょ!!」の追加シナリオには、しおり機能は用意されていない。
漢字で書くと“栞”。決して“詩織”でワない。
心理学の偉い先生。「夢は無意識の世界に通ずる道である」と言ったそ〜な。
夢占いの名手。
起こるべくして起こるモノ。これがないとストーリーが先に進まない。
「てぇへんだ、てぇへんだ、てぇへんだぁ!! 親分、事件が起こりましたぜィ!!」
「八、なにが一体どんなにてぇへんだって言うんでい」
罪と罰。
自分自身を完結させるための、もっとも手っ取り早い手段。
死んで自分は楽になり、他人の心に痕を残す。死なずに苦しみもがき続けながら、そして悲しみと幸せを同時に生み続ける。さて、あなたならどちらを選ぶ?
生きていても問題山積みだけど、とにかく死ねば全て解決すると思ったら大間違い。
四姉妹の両親も(母が、鬼の血を制御しきれなくなった父を連れての交通事故を装った心中)、耕一の父親柏木賢治氏も(鬼の血を制御しきれなくなったため、泥酔の上で自動車事故を装った自殺)、耕一も(千鶴シナリオの千鶴さんに殺されて死ぬパターン)、これ、すべて自殺した人。
リーフ・ビジュアリノベルシリーズ第一弾、「雫〜しずく〜」のタイトル。
「雫〜しずく〜」本編の文章中でも多用されているので(涙を流すシーンなど)、どこで何回出てきたかカウントしてみよう。
“涙の”が接頭語として付く。「痕〜きずあと〜」でもよく出てくる言い回しなので、要チェック。
千鶴さんは“チロっ”と出す。
沙織ちゃんは“ベーっ”と出したり“ペロッ”と出したりする。
「雫〜しずく〜」や「痕〜きずあと〜」のWindows95版をプレイするために必要なデバイス。
最近はどんなマシンにもついてくるので台数が増えて困る。
死ぬってなんだ?
そういうことです。
4人とも柏木家の中の同じ廊下の庭に面したところに部屋がある。覚えやすいことに、手前から初音ちゃん、楓ちゃん、梓、千鶴さんと、歳の若い順に並んでいる。
つまり千鶴さんの部屋が一番奥の突き当たり。
ここの廊下は立ち聞きのメッカ。
どうせなら、梓とかおりちゃんの決定的瞬間を立ち聞きしたかった(初音シナリオ)。
自分の身体の一部分が、ただいま現在“あの状態”にあるということ。
18歳未満お断りの妖しい世界が繰り広げられるモノ。でも高校生でもやっていたりする。特に18禁パソゲーソフトの数々は某国民機の運命を握っているとまでいわれた、かも知れない。
親戚筋に「X指定」とゆ〜のもある。セガのサターン上でのX指定ソフト開発禁止は許すまじ。
たばこは18歳からOK。お酒は二十歳になってから。
PTAが嫌いなものの一つ。
人の話をこっそり聞くこと。瑠璃子さんの得意技(フフフ)。
獲物を追い求め狩りをすることで生きる糧を得る者。
エルクゥが自らを指して言う、本能に従って命ある獲物を狩る誇り高い生物のこと。
たちの悪い鬼全般。
逆に、本能に従って行動することのできない、快楽を追い求める自然な生き方をすることの出来ない哀れな動物こそが人間である………らしい。
狩猟を行うための場所、獲物がいっぱいいる。この場合の獲物とは人間のことであり、狩猟場とは人の暮らす街のことである。
火事の初期消火を行うための器具。
公共施設などには消防法により常備しておくことが義務づけられています。
あくまで消火作業を行うための道具であり、決して他人の頭をかちわるためのものではありません。使用上の注意をよく守ってお使いください。
巷では結構人気のあるギャグマンガで、耕一の後輩ご推薦。駅前の商店街にある本屋さんで入手できる。
それでは漫画評論家の柏木耕一さんに、ナイスなギャグ漫画の条件について語っていただきましょう(ぱちぱちぱち〜)。
「連載のギャグ漫画というものは、えてして機に乗じた一発ネタ的なものが多く、日をあらためて二度めに読んだ時にも笑えるかという点にもポイントを置いていますね」
はい、どうもありがとうございました〜。
普段から甘美な響きを持つ「女生徒」という言葉だが、こう書くと妖しさがいや増すようである。
「雫〜しずく〜」のWindows95版ユーザーズマニュアル1ページ8行目。ちなみに対義語は「男子性徒」。
これはこれですごく正しい気がするので、なんにも問題ナシ!
柏木耕一の前世。
約500年ほど前、室町時代の中頃にこの隆山温泉の地方に巣くっていた鬼達を退治したという侍。
エディフェルの恋人。
リネットの夫。
ダリエリのライバル(?)。
エルクゥを絶滅へと追いやった張本人。
泣き虫。
全部貴様が悪い。反省しなさい。
千鶴さんの場合には「背中まで届く濡れた黒髪、汚れのない白雪のような白い肌、折れそうなほどに細い肩、なだらかな局面を描く乳房…。蒼い月光に照らされた千鶴さんの裸は、神秘的で…、エロチックで…、そして、なによりも、美しかった」と、このように表現される。
ただし、この時の千鶴さんには心は宿っていないのだった。まるで氷細工の人形のように……。
残暑厳しいこの時期でも、さすがに夜更けにすっぱだかのままじゃ風邪ひいちゃうよ。>千鶴さん
パチンコをやっている時、隣のおっちゃんが話かけてきた時のリーチは必ず流れる。
悪いジンクスとは、克服するためにあるものだ………と、昔の偉い人が言ったかどうかは定かではない。
トランプを使用したゲームの一つ。
神経を衰弱させることを目的とした(?)ゲーム。集中力と記憶力では誰にも負けない初音ちゃんが大得意で、8回勝負して耕一は一度も勝てなかった(ちょっとナサケナイ)。
「さおりんといっしょ!!」に収録されているミニゲームで耕一の気分を味わうことが出来る。コンピュータ相手に神経衰弱を(本気で)やっても勝てるワケはないんだけどね(そんな非道なルーチンじゃないし、リアクションもあるし)。
大槻ケンジ著、角川文庫刊、430円、ISBN4-04-184702-8。
「雫〜しずく〜」のモトネタとなった小説(多分)。
「雫〜しずく〜」が、一人の少年の爽やかで切ない成長物語(本当か?)だとすると、こちらは、ど〜しよ〜もない程に「くだらない、くだらない、何もかもクダラナイ。あたしゃもうナニもかもヤになっちゃったよ」な陰々鬱々と哀しくなっちゃうよ〜なお話。
もしもゲームがこ〜ゆ〜内容だったら“Skip it!!”してたかも(笑)。あ、そんな気力まで無くなるかも〜。
………でも好き(爆)。
クリトリス。
包皮の中から顔を覗かせるそれを、指の腹の部分でコロコロと円を描くように転がしたりすると敏感に反応されちゃったりして、たいへんソレもんである(爆)。
性的に興奮した時、男性がペニスを勃起させるのと同様に、女性が乳首とクリトリスを勃起させるのは、自然の摂理というものだ。
「オッス、オラ、サオリ。
12月14日生まれの射手座、血液型はO型。バレーボール部に所属してるんだよ」
ストレス発散のためにスパイクを打つ、赤いブルマの似合う17歳、恋人募集中!!
スパイクを打つ君の姿は―ジャンプした時にフワリと舞い上がった髪の毛や、おへその辺りまでめくりあがった上着姿は―、とてもかっこよかった。
おばあちゃん子でオバケが大嫌い。そんなところが可愛いよね。
コロコロと変わる表情がとてつもなく可愛い女の子。お願いポーズとウププポーズにクラクラ。
ロングヘアーでツリ目がち………ってのが、某火星の人を思い起こさせる。
一部の人からは“ふきふき天使”と呼ばれている。
かなりのお調子もの。
初回プレイ、彼女のお願いに思わずOKしてしまった人はかなりの数に上ると思われる。
ちなみに、ゲーム中のBGMは性格を表しているのか、彼女のテーマのみ妙に明るい。
「痕〜きずあと〜」のマニュアルで、あのビル・ゲイツと握手(&アイソ笑い)しているスゴイ娘。でも英語はサッパリ(笑)。
実はかなりの駄洒落センスがある、人気No.1ヒロイン。>「さおりんといっしょ!!」参照
人を陥れる時に使われるもっとも代表的な薬。
眠っている人間は無抵抗だからね、ヘラヘラ。<をゐ
睡眠不足で悩んでいる人などが服用する薬。ただし一度に大量に摂取すると、もれなくあの世にご招待される。ゆえに、自殺のために使われることも多い。
初音ちゃんと一緒に花火をしたところ。
千鶴さんに殺されたり殺されかかったりする、とっても恐い場所。
耕一、梓、楓ちゃん、初音ちゃんの4人で小さい時に魚釣りをしに行った所で、柏木家の裏山にある。「痕〜きずあと〜」の物語の一つの発端となった事件の起った場所。
カラオケ曲「夜の風」のロケ地。
夏の終わりから秋にかけての夜を演出するために必要不可欠なSE。「痕〜きずあと〜」でも多用されている。
ここ最近、この声と曲をBGMにしていたりする。たいへん気持ちの良い声である。
響子さんが襲われた後で、千鶴さんからかかってきた電話のこと。
大抵の人はまずこの項目が出てくるストーリー展開となるなるので、この時どうして千鶴さんが焦っていたのかは全然ワケがわからない。ワケがわかりたかったら、さぁレッツ・リトライ!!
隆山温泉商店街のゲーセンに入荷していた新作格闘ゲーム。略して“スト3”。
若さ溢れる熱血新入社員がストライキに参加、同僚たちに乗せられ、団体交渉の場では英雄を演じるが、十年後、どの派閥からも敬遠され、出世もできずに、窓際へとほされていく…。男のエレジーが哀愁を漂わせる、渋い硬派な対戦格闘ゲーム。
このためだけにテーマ曲まで用意されているとは………あなどれん。<なにが?
パチンコでリーチをかました時にも流れてるよ、この曲。
マクドナルドやファーストキッチンのようなファーストフード店やコンビニに於いて、無料で配布されるサービスの一つ。
月刊レディジョイのライバル雑誌。千鶴さんのインタビュー記事を組んだことがある。
レズのこと。
生物が性交を行うための器官。
大人のおもちゃ。
キラキラと蜜に濡れて輝く花弁は、淡く綺麗な桜色をしていた(千鶴さんの場合)。
毎夜、淫靡な宴を繰り広げる為の隠れ蓑。
ノンポリな生徒にはあまり関心を持たれない、学園の政治を司る民主政治のミニチュア版。生徒会選挙が盛り上がるのはマンガの中だけである。
現在、確認されている構成メンバーは、
である。
毎夜、淫靡な宴を繰り広げる為の宴会場。
文化系クラブの部室のある練の一番端にある、全校生徒の9割は入ったことのない部屋。
この部屋で毎夜上記のようなことが行われるようになったのは、太田さんが入院した事件からおよそ三週間ほど前からだったらしい。
もちろん、太田さんはこのことを瑞穂ちゃんには一切話していなかった。
普段は決して見せない、悲しみと寂しさで心がボロボロになってしまった千鶴さんの姿。
弱々しくて、空虚で、退廃的で…、強く触れれば、崩れ落ちてしまいそうに見える千鶴さんの姿。
柏木賢治氏のかけていた保険は、その立場にしてはかなり低い金額のものでした。さて、それは何故だったのでしょうか?
任され負わされるもの。
「私、親友なのに、香奈子ちゃんが抱えていた問題を何ひとつ知らなかった…。香奈子ちゃんがあんなふうになるまで、なんの力にもなってあげられなかったんです…」と言う瑞穂ちゃんが、自分の良心に対して感じたもの。
でもね、瑞穂ちゃん。それは“不条理な罪の意識”と言うもの。
太田さんに対して何かをしてあげているわずかな間だけ、その罪の意識から逃れられる……そう感じているんだね。
セクシャル・ハラスメントの略。
梓が耕一にやってもらいたいこと(誤解を受けるような書き方だな、こりゃ)。かおりちゃんに一刻も早く帰ってもらうための手段。
夏を演出するために必要不可欠なSE。「痕〜きずあと〜」でも多用されている。
ソックスのみはいたまま、というのもよく使われる常套手段。全部脱ぐよりアレらしい。
なお、この場合ルーズソックスは不可。
祐介達の通う高校の建物の中では比較的新しい部類に入る建物で、講堂を使用する学校行事などはよくここで行われている。周囲には並木状に桜が植えられている。
バレー部の練習場所もここ。
沙織ちゃんが怪しげな3人の女の子(おそらく桂木さん、吉田さん、太田さん)を目撃したのは、この体育館の周り。
スーパーなどで閉店間際に、賞味期限の短い惣菜ものや生鮮食品などを中心として50円引き〜半額程度の値段にするサービスのこと。
しみったれた……などとは言ってはいけない。主婦や貧乏学生の生活の知恵なのだから。
「痕〜きずあと〜」の舞台となる、地方の温泉都市。
“高山温泉”とも書く(こちらは多分誤植)。
和風の家の玄関の上がり口のこと。土間等に石灰や赤土に苦塩を加えて水で練り固め、叩き固めた所を言う。
すいません、こういう漢字を書くとは知りませんでした(受験生時代なら知ってたかも)。
口にした瞬間、情けなさのあまり、死んでしまいたくなるほどに恥ずかしい言葉。
「毎朝、瞼を開けるとこんなふうに千鶴さんがいて、その優しい声が目覚しになってくれるというなら、起きることさえ楽しみの一つになる」と耕一は言ったが、まったくもってそのとおり。
千鶴ハッピーエンドの“楽しみ”の一つ。目覚める時は千鶴さんの声で。
都合が悪いことを見られてしまった時に思わず口をついて出てしまう、最も基本的な言い訳のうちの一つ。なにも違ってなく、まさにそのとおりである場合に多用される。
たいてい深い意味は無い。
月島兄が瑠璃子さんに対してする言い訳の一つ。他には「許してくれ」などのバリエーションがある。
耕一が柏木本家を訪れてから起こった、平和な現実世界を逸脱した事件によって変わりつつある今の環境のこと。
そんな不可思議なこと全ては、事件の真相がいくつもからまりあった中で繋がり、関係しあっている。その絡まりあった糸の謎を解き明かすには、やはり“痕マスター”になるしか!!
女性の胸の大きさを表す単位(ウソ)。
毒電波の婉曲表現。毒電波の項を参照。
「…月を見ると、不思議と心が落ち着くんです」(千鶴さん談)
暗い夜の闇を優しい光で照らす、神秘的なもの。
スタジオジ○リ作品「耳をす○せば」のヒロイン。……以下略。
祐介達の通う学園の元生徒会長。一見まともそうに見えるのだが、この手のゲームではこういう人が一番アブないというのは定番である。
重度のシスコン、血液型はA型。
初めての登場シーンでイッパツでアレだとわかるのは、その人徳のなせる技か? とにもかくにも、学園モノでは生徒会長はなにか企んでる悪いヤツだと言うのは常識。
さおりんを殺した罪は万死に値する!! 許すまじ。
育ちの不幸はわからんでもないが、それでも瑠璃子さんを狂気の縁に追いやったこと、女の子達にしたことが許される訳ではない。
電波が受信できる不思議な娘。血液型はO型。
深窓のお嬢様のイメージと言われても、なんかいっちゃった目を見るとピンとこない。
向こうの世界の住人。
フランス人形よりもずっと綺麗な彼女は、長瀬くんの憧れの人でした。
「長瀬ちゃん、電波届いた?」とか「長瀬ちゃんだもの」は名言であ〜る。ファンの人はこれで転ぶ。
「雫〜しずく〜」ではWindows95版のみの特権であったが、「痕〜きずあと〜」ではPC98版でも裏技として用意されている(PF10キー)。
製作者としてはきちんと文章を読んでもらいたいために、この機能をつけることにかなり抵抗があったようである。………気持ちはよくわかるケド。
エンディングパターンを全て見る場合、非常に役立つ機能。
楽ではあるが、確かに邪道といえば邪道かも。まぁ、選択肢があまり多くはないこのゲームでるからこそ役に立つ機能である。
本当の本当に都合の悪いシーンなら、ソフ倫がカットするぞ。<ナニカチガウ
柳川が毎夜「奴」と戦った時、自分を保つために自分の爪でつけた傷。
千鶴さんが耕一が連続猟奇殺人の犯人、つまり鬼の血を制御できなかったことを確信するための証拠。
人間、強い思い込みやら精神的ショックを受ければ、どんなふうにでもなるもんだなぁという見本のような傷。でも、これが元で殺されるっていうのは願い下げである。
鶴来屋グループの母体となっているバカみたいに豪華な高級旅館。この地方でこの名を知らぬ者はないというぐらいに大きい。
開いた口をふさぐことも忘れてしまうというぐらい浮世離れした絢爛豪華な旅館で、田舎に似合わぬ15階立ての本館+別館5棟、巨大駐車場と広大な庭園、中には男女それぞれ3つの大浴場と露天風呂、川の流れるフロントロビーにはレストラン、喫茶店、その他にもデパートのように土産物屋が入っている。
……採算は取れているんだろ〜か?
天皇陛下も泊まったことがあるという由緒正しい旅館。
由美子さんの泊まっている宿。ちなみに部屋は5階「夕凪」の間。
鶴来屋という高級旅館を母体とした、総従業員数500名を越す隆山温泉屈指の大企業。スポーツセンターや和食料理の仕出屋、若者向けのホテルやペンションも運営している。
柏木賢治氏の100分の1以下の価値しかない会社。
不器用が服を着て歩いているような、千鶴さんの辞書には無い言葉。
類義語に「火加減」「匙加減」などがある。もちろん、どちらの言葉も千鶴さんの辞書には無い。
空気中にいっぱい漂っているビリビリくるもの。電波のもと。
一粒あたりの電荷量は、次のように定義されている。
e=1.60219×10-19C(SI単位系)
不純度ゼロのピュアな輝き、汚れない純真さが雰囲気を和ませる、初音ちゃんの必殺技。
その威力は、かの伝説のアイドル“西御寺エリカ”ちゃんの、“エリカちゃんの微笑み(ピロリロリ〜ん)”に匹敵すると言われている。<言われてないって
空気中を伝わる時に、ザーザーという音がするらしい。
デイジーちゃんが歩野くんに命令するときに使う怪しげなモノ。
目に見えないので非常に危険である。
無線通信に使用される周波数帯域の電磁波を電波(radio wave)と呼ぶ。現在電波法で電波を称されているものは、3×1012Hz以下の周波数の電磁波である。(参考文献:通信工学基礎理論、丸善刊)
金属のアンテナで受ける電波と、人間の体で受けなければならない電波の2種類が存在している。後者は宇宙人が多用している。
シナリオライターが意図した、物語のテーマを強く語る真のエンディングのこと。
「雫〜しずく〜」
瑠璃子シナリオで最後に月島兄と一緒に心を閉ざしてしまうというエンディングを指す。
「痕〜きずあと〜」
EDテーマ曲は「トゥルーエンド」。
千鶴シナリオで最後に耕一の腕の中で千鶴が死んでしまうエンディングと、楓シナリオで最後に耕一が鬼となったままどこかに行ってしまうエンディングを指す。
でも、それぞれのプレイヤーが「これこそトゥルーだ!!」と思ったエンディングこそが、その人にとって本当の“トゥルー”。だって、せっかくのマルチシナリオだものね。
EDテーマ曲は「まだ癒えぬ痕」。
「雫〜しずく〜」では実験的に、このトゥルーエンドを見た後で瑠璃子ハッピーエンドを見ることが出来るようになっていた。「痕〜きずあと〜」では楓&千鶴シナリオの2パターン。……ということは、3作目では3パターンになるのであろ〜か?
炭素が6つ二重結合した化合物で、芳香族………。<それはトルエン(ゲシっ)。
Hなグラビア雑誌などを買う時に感じる、とてもドキドキした感じのこと。
決して某恋愛シミュレーションの略ではない(笑)。
「今のが、僕が放った毒電波だ。
…君は、毒電波って聞いたことはあるかい?」
「…ど…どく…でん…ぱ…?」
「そう、毒電波。
空から降り注いで人を狂わせたり、人間におかしな行動をとらせたりする、
言葉どおりの毒電波さ。目には見えないし、知らないうちに脳内に侵入す
るから、防ぎようがない」
「もともと、人間の思考とか感情とかは、電気信号の集まりだろ?
それをより強力な電波で歪め、狂わせてしまうのが毒電波なんだ。
面白いと思わないかい? 人間の脳が、外部から操作されてしまうなんて…」
(月島拓也と長瀬祐介の会話から抜粋)
CG作家として有名な、ぼのやま氏による「雫〜しずく〜」系同人誌。
現在PLAY HOUSE KOBAYASHI上で「毒電波通信 on the Web」として公開されている。
暴走エンディングの締め言葉。町中が毒電波に侵され、混乱の極みの中でこのセリフがはける長瀬ちゃんのセンスが最高。「重要なことに気がついた」という言葉から流れるようにつながる締めセリフ、そしてカーソルが現れて一度文章がとぎれ、そして現れるセリフ回しのペースも秀逸。やっぱり「雫」のセリフはかっこいいよね。
開発後記などのドキュメントファイルに付く拡張子。わかりやすいとゆ〜か、なんとゆ〜か(笑)。
“CG.読”とか“企画脚本.読”とかいろいろ。
なにぃ、俺は実は鬼と人間の混血の子孫で、とんでもない腕力を持った怪物に変身できるんだって!? しかもしかも、小さいころからのあこがれのお姉さんだったあの人までも(従姉だから四分の一は同じ血)、俺と同じ鬼の血を受け継いでいる……だって!? かてて加えて、遠い昔この地で傍若無人な振る舞いをしていた鬼ども(実はエイリアン)を退治した侍の生まれ変わりでもあり、当時恋仲になった鬼の娘ともども現代に転生してきたなんて…………、そんな突飛な話があるかっ!?
ここにアリマス。
俺が鬼の血を受け継いでいるという夢。
鬼の血を引く柏木家、その血が引き起こした数々の不幸…。
そんな、とんでもない夢だった……。
そして、その呪われた血のせいで、俺は千鶴さんに命を狙われる羽目になるのだ。
結局最後は、本当の殺人鬼である別の鬼をこの手で倒し、千鶴さんの誤解もとけ、俺は晴れて彼女に命を狙われることもなくなるのだった。
めでたし、めでたし。
「…夢じゃありませんよ」
千鶴さんは、そっと俺の手に手を重ねて、そう言った。
初音バッドエンドを象徴する言葉。彼女にいじわるをしたり堪え性が無いと、このエンディングになってしまう。
大切にしてあげないとね。>初音ちゃん
「D○RK」のパロディか(意味不明、一部明瞭)?
柏木家のある街の駅から電車に揺られて約3分、T県N市にある。
ここで梓と落ち合って、一度事件現場を見てみるか、それともさっさと調査を開始するか…………が、まさに運命(ハッピーエンド or バッドエンド)の最初の分かれ道。
殺された四人の被害者が受けたもの。たまったもんじゃないぞ。
53枚のカードから為る、ゲームや占いで使用する小道具。元々はタロットカードの小アルカナからきている。
ゲーム・占い・手品・賭け事、一人から多人数、大人から子供まで、なんでもござれの人間の知恵が生んだ究極の遊び道具の一つ。
初音ちゃんの知ってるゲームは「ババ抜きと、大富豪と、七並べと、ダウトと、スピードと、戦争と、ブタのしっぽ…」。耕一の知っているのは「ポーカーとか、カブとか、ブラックジャックとか、セブンブリッジとか…」。う〜ん、対照的(笑)。
ハマると抜け出せない。
ドロ沼化、ドロ沼化(ひょ〜い、ひょ〜い)。
愛し合う二人に、タブーは無いのさ。<をゐ
千鶴さんとセックスをしている最中で、まるで小さな子がおしっこをさせてもらうような格好へと体位を変えた時、ちゅるりと抜けてしまったペニスを千鶴さんの手でまた入れなおしてもらうという行為のこと。
羞恥心アオリまくり、でもOK。<ナニが?
「雫〜しずく〜」の主人公“長瀬祐介”の叔父で、同じ学校に勤める38歳の現国教師。受け持ち生徒のテスト結果に悲観してるかわいそ〜な人。
0824を“おはにし”と憶えさせるのは、無理があると思います。
なんだかんだいいつつ一番ヤバいところを人に押し付けている。ぜったい人生失敗しないであろう。
妄想力豊かな碇シンジ。
その妄想力はかの五代くんに匹敵するほどのパワーを持つが、方向性が不健全なのが困りモノ。
なんだかんだ言って結構マトモないいヤツ。決断力あるし、判断は正しい(プレイヤーの選択が間違わなければ、だけど)し、女の子には優しくて、勇気を持った行動をとれる。青春まっただ中だね。
でも、気が多い(笑)
さおりんは「祐クン」、みずぴーは「祐介さん」、るりるりは「長瀬ちゃん」と呼ぶ。
初めてのくせになかなかテクニシャンなニクイ奴。
祐介たちの通う高校には、一つの伝説がありました。
それは、中庭にある一本の大きな木の下で、女の子が男の子に対して告白すると2人は永遠に幸せなカップルになれるという、そんな伝説です。
だからここの生徒達はこの木のことを、親愛の情を込めて、こう呼びました…「伝説の樹」と……。
……ウソつけ!!
社会人になってからその本当のありがたみがわかる、学生だけが持っている特権的な休みの期間。通常は7月21日〜8月31日ではあるが、地方によって多少期間に変動がある。
大学生の場合は、小・中・高よりもさらに長い。
心の中から這い出そうとするもの。この場合、柳川の身体の奥で眠っていた鬼の血の呪縛からくる殺戮や野生への衝動のことを指す。
見つけなくてはならないもの(攻殻機動隊の荒巻とバトーの会話を参照)。
“ナニか”、ではなく、“なにか”である。お間違えなきよう。
千鶴さんが仏間から外に出ようと言った時の態度から、耕一が感じた不自然さの原因。
悲しげな横顔、逃げるように逸らす視線、そして、まるで俺が二度とここへ戻らないかのようにも取れる今の意味深なセリフ。こんな夜更けに外に出ようというのも不自然だ………結論、千鶴さんは何か後ろめたいことを俺に隠してる!!
「馬鹿馬鹿しい」とか「悪い冗談」だとか思ってたら大間違い。
やっぱり千鶴さんはウソが下手だった。
悲しい時に、流すもの。
嬉しい時に、流すもの。
目が痛い時に、流すもの。
心が痛い時に、流すもの。
水門への道の途中、氷の仮面を脱ぎ捨てた千鶴さんは、涙を流しながら絞り出すような声で叫んだ。
「…そんな姿を見ながらも、私は父のときと同様、何もしてあげることができなかった。叔父さまを…助けてあげることが…できなかった!」
その涙は、親父を失った悲しみからか、呪われた血に対しての嘆きからか、それとも無力な自分への怒りからか、それは俺にはわからなかった。
涙。
たとえ枯れ果てても、これ以上は流れることは無いと思っても。
人が、人としての心を持ち続ける限り、本当に涙が枯れてしまうということは無い。
そして、想い出の河原で。
夜の風がゆるやかに流れる中、彼女は言う。
涙に濡れた、…辛く、切なげな、悲しみに満ちた微笑みを浮かべて。
「…今夜は私、泣きながら眠ります。…そして明日、目が覚めたら、きっと一番にあなたを探すでしょう。…今夜のことが、夢であることを信じて…」
千鶴さんの肩が震えている。
千鶴さんの鳴咽が聴こえる。
千鶴さんの頬に涙が伝っている。
「…どうして…どうして…みんな…いなくなってしまうの…どうして私を抱きしめてくれる人は…いなくなってしまうの…」
梓のことを耕一が評して言った言葉。
この性格が災いして、彼女はときとして自分のテリトリーを越えたお節介とも言える厄介事を一人でしょいこんでしまうこともある。梓シナリオがまさにソレ、不幸な娘よのぅ(泣)。
千鶴さんの裸体を見て、耕一が言った言葉。
鬼の角が生えてるワケでもなし、一体なにがどう“変”なのか説明してくれ。
↑みたいなことを言うキミは、悲しみを覆い隠すための仮面辺りの項目をもう一度チェックし直しなさい。
駅前の商店街にある本屋さんで入手できる文庫サイズの小説。ちなみにタイトルは「雫」。<をゐをゐ
以下、あらすじとアオリ文句。
繰り返す代わり映えの無い日常と、それを生み出すくだらない人間たち。そんな全てに、やり場のない怒りを抱いている高校生の主人公。垂れ流しの白黒フィルムの中にいるような、色のない学園生活のなか、彼はひとり、残酷な殺戮の妄想に浸っていた。
最後の2行が、ちょっと意味不明(笑)。
そんな主人公の目の前で、ある日の授業中、ひとりの女生徒が発狂した。彼女は淫猥な言葉を叫びつつ頬を爪で掻きむしり、自らの顔に真っ赤な血の化粧をほどこした。
その事件が火をつけて、さらに深く狂気という言葉に惹かれ始めた主人公のもとに、あるとき、不思議なひとりの少女が現れる。昨年、同じクラスだったその少女にほのかな想いを寄せていた主人公は、やがて彼女が口にする毒電波という奇妙な言葉の意味を知ることとなり、そして…。
退屈な日常に喘ぐ思春期の少年が、恐ろしい超能力と切ない恋を通じて心の成長を遂げていく、不思議な青春ストーリー。
著者入魂の長編小説。
PC98シリーズ好評発売中!
WIN95版もリリース開始!
結構話題になった作品で、近々映画化されるそ〜だ。………ホントだな、ホントに期待しちゃうぞ!!>リーフさん(笑)。
「雫〜しずく〜」は映画化されずに、先に「痕〜きずあと〜」が映画化されたのが泣ける(「To Heart」の葵ちゃんシナリオ)。
英語。
鬼が獲物を追う時の目印となる。
バオー唯一の感覚器官が感じる取るもの。“殺意の匂い”とか“哀しみの匂い”などの種類がある。
女の人からはいい匂いがする。
千鶴さんの部屋もいい匂いがする。
千鶴さんを胸に抱いた時、彼女のしっとりと濡れた艶やかな黒髪からも、いい香りがした。
夕食時のいい匂い――これは醤油か?――の正体は………焼き飯だ!! ブブ〜、違いま〜す。んじゃ、肉じゃが!? ぴんぽんぴんぽ〜ん。
沙織ちゃんが「みんなにはナ・イ・シ・ョだよ」と言って、チョコレートをくれる日。…ただし3月14日のホワイトデーには、当然お返しをしなくてはならない。
戦後間もなくの頃、進駐軍のバレンタイン大佐が基地の近くに住んでいた孤児達にチョコレートをあげてまわったのが始まりだった………という、まことにもって怪しげな話がルーツであるとも言われている、日本固有の不思議な年中行事の一つ。それが2月14日“バレンタインデー”。
お菓子メーカーの陰謀。
いちばんしてはならない行為。
「逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ………」
「痕〜きずあと〜」の千鶴さんシナリオでは、彼女の前からくるりと背を向けて逃げ出さなければ、真のエンディングを迎えることは出来ないのであった。カッコ悪いなぁ。>柏木耕一
でも、犬死はイヤだ。
最近WWW上ではやっているもの。
人には言えない様な恥ずかしいことや、決してばらしてはいけないことなどを書き留めているもの。ただし記録している以上、必ずばれることは肝に銘じておく必要がある。
有名な作品としては「土佐日記」「更科日記」「アンネの日記」「太田さんの日記」などが挙げられる。
玄関で靴を脱ぐ習慣のこと。
ゴルゴムの仕業だッ!!
いや、ダークザイドの仕業に違いあるまいッ!!
……どっちでもいいから、余所でやれ、ヨソで(一般市民の声)!!
ホントは、鬼の血に目覚めた柳川が引き起こした大量無差別殺人(&婦女暴行・誘拐)事件のこと。
朝立ち状態にあるときに尿意をもよおす確率は、HDクラッシュ時にバックアップまで壊れていたという確率に等しい(マーフィの法則)。
「耕ちゃん、だからあれほど風呂上がりにビールなんか飲んじゃいけませんってい言ったでしょ!?」「あ〜ん、ゴメンなさ〜い、千鶴おね〜ちゃ〜ん」
千鶴さんとの幸せな時間を過ごすために支払う代償は、コレを極限まで我慢するコトである。だだし我慢しすぎると膀胱炎になってしまうので、ホドホドにね。
鬼(エルクゥ)の生きる目的、生きがい。
この世でもっとも美しいもの、“生命の炎”を狩る、狩猟者としての本能(欲望)に従って行動した結果行われる行為。
共存共栄の人間社会に、弱肉強食の自然の摂理を持ち込んだ上で行われる狩り。その対象は“人間”である。
かの機械伯爵も楽しんでいたという紳士のスポーツ。
初音ちゃんの部屋には、くまさんやミッキーマウス(みたいなの)やムームー星人(らしきもの)、ゴマちゃん(似てない)のぬいぐるみが枕元に飾ってある。UFOキャッチャー系のものはあまり集めてないようだ。
クレーンゲームの景品の定番。梓の部屋にもある。
白々しい顔でかけられても、決して気分のいいものではない。
千鶴さんになんと言う無礼千万な態度をとるんだ、許すまじ。>長瀬刑事
「なんだか、バネみたい(くすくす)」
髪の毛に寝癖がついたまま会社に行くのはやめましょう。たいへんカッコ悪いです(しくしく)。
初音ちゃんの頭のアレは、きっと妖怪アンテナか隊長機マークに違いあるまい。
陰暦九月の異称(参考文献:広辞苑 第四版、岩波書店刊)。
「痕〜きずあと〜」のオープニングや、耕一が鬼の血に目覚めた時にかかる和風テイストな曲。
“妹たちのこと、頼みます…。”
「…ばかな…わたし…おとうさまを…うしない…おかあさまを…うしない…おじさまを…うしない…あなたまで…うしなって…それで…どうする…つもりだったの…かしら…」
「…でも…いろいろ…つらかったけど…これでやっと…らくに…なれる…もう…なにも…うしなわなくて…すむ」
「…こういち…さん…とても…あたたかい…」
「…い…いもうと…たちのこと…たのみ…ます」
最後の最後まで、自分よりも、妹たちのことを気にかけていた千鶴さん。
妹たちの母親を演じ続けていた。
本当は、姉妹の中でも最も深く傷つき、今にも折れそうだったくせに、それでも彼女は、ずっと微笑みを絶やさず、妹たちを、そして俺を、温かく包み込んでくれていた。
俺は、寒さに震えていた彼女を、ほんの僅かにでも温めてあげることができたのだろうか…。
今はただ、俺はその安らかな寝顔を信じることしかできなかった。
祐介が自らの妄想の中で作り出したミニチュアの地球を破壊するために、これまた妄想の中で作り出した新型爆弾。
妄想の産物だけあって、その破壊力は尋常ではない。
尋常ではないが、現実には意味がない(笑)。
月島兄をブチのめすための最終兵器。長瀬ちゃんも、自分の妄想がこんなトコで役に立つとは夢にも思わなかっただろう。
恥ずかしくてとても書けません。
お金を預けるところ。銀行の一種。
良い子なら、二十歳になるまでやっちゃいけません。
数多くあるエンディングパターンのうち、主人公が死んでしまったり精神をブチ壊されたりするエンディングを指す。
「雫〜しずく〜」では「バッドエンド」という曲が、「痕〜きずあと〜」では「それは…現実」という曲が流れるエンディングが、主にバッドエンドに相当する。
「雫〜しずく〜」ではひねくれて調査依頼を断ったばっかりに体育館で仰げば尊しを歌うハメに、「痕〜きずあと〜」では初音ちゃんと楓ちゃんが犯られ、千鶴さんと自分まで殺されてしまうというパターンに。初回プレイの場合、なぜかたいていはこのパターンになってしまうのであった(少なくとも自分の周りの人は、全員この道を歩んだ。<なさけなや)。
ケガをした時に傷口に貼る医薬品。<それを言うなら“バンド・エイド”やろ(笑)。
人造人間キカイダーの必殺技。<それは“デンジ・エンド”だ(爆)
数多くあるエンディングパターンのうち、ヒロインの女の子と一緒に無事事件を解決し、らぶらぶカップル(笑)になれた場合のエンディングを指す。
ただしハッピーエンドになったからと言って事件が全て解決したというワケではない。………というのが、このリーフ・ビジュアルノベル・シリーズの特徴。
「雫〜しずく〜」では「ハッピーエンド」という曲が、「痕〜きずあと〜」では「終わりそして始まり」という曲が流れるエンディングが、ハッピーエンドに相当する。
誰にとって“ハッピー”なのかを考え出すと、夜も眠れない(笑)。
夏の風物詩。
初音ちゃんと一緒に遊ぶための、ミラクルアイテム。
ねずみ花火、線香花火、6連装打ち上げ花火にヘビ玉、ナイアガラの滝、水中花に煙玉……でも、男のロマンを追求するなら、やっぱりロケット花火だな。梓も大好きだぞ(笑)。
最後は線香花火で締めくくるのが、通ってもんです。
“通”を気取った後は、きちんとおかたづけ。でないと初音ちゃんに嫌われちゃうぞ。
男の夢。
男のロマン。
たとえ六畳一間でもいい。千鶴さんがいて、楓ちゃんがいて初音ちゃんがいてかおりちゃんがいて由美子さんがいて響子さんがいて…………(梓「なんでアタシがいないんだ〜〜っ!!」)。
千鶴さんはバニー姿、楓ちゃんはセーラー服+ブルマ姿、初音ちゃんはスクール水着で迎えてくれる楽園。リーフ印の徳利でお酌してくれる千鶴さんにクラクラ。
そう言えば梓はどこいった(笑)?
対戦格闘ゲーム(この場合スト3)で、乱入対戦された時などに表示されるメッセージ。
「畜生、俺はコンピュータと闘いたかったのに!」とか言っても後の祭り。対戦台でプレイ時には気を付けましょう。
夏の夕暮れ演出するために必要不可欠なSE。「痕〜きずあと〜」でも多用されている。
3月1日。
今年(97年)の夏、さおりんはビキニの挑戦だ!!(理由:スクール水着はもうヤダから)。
悲鳴、風の音、どっくんどっくん、ぱりーん、鈴虫の声、ヒグラシの声、街の喧騒、ドアの開く音、etc。
きわめて心臓に悪い音を再生するためにパソコンやゲーム機が備えたデジタル音源。
もしくは、声優さんの声を再生するために必須のデバイス。
テレビCMに出ているモデルより、繊細に作られたフランス人形より、そこに存在することが綺麗に思えるような未成年女性のこと。
さすがに千鶴さんは“美少女”とは言える年齢ではないよなぁ(女子中学生時代なら言えるけど)。だから“美人”四姉妹。
2月28日、ポケットの中にはビスケットが1つ〜♪
織部の日でもあるよ。
この手のゲームでは禁じ手ともいえる機能。ユーザー側には大変ありがたいが、使用にあたっては敗北感が伴う。
「あぁ、あの時はああしとけばヨカッタ」を実現することのできる、夢のようなミラクルアイテム。
こぼれた水はまた汲めばよいのだ(意味不明)。
見ておいて損は無い。
すくわれるためにあるモノ。ゆめゆめ油断なさらぬよう。
…は口ほどにモノを言う。
とても澄んでいたり、ドロリと濁っていたり、あっちへキョロキョロこっちへキョロキョロとても元気がよかったり、まるで仔犬のような健気な感じのするものだったり、クリクリっとしたとても可愛らしいものだったり、一見とても冷たく見えるようだったり、ジト目だったり、紅く染まって瞳孔が縦に裂けてたり………まぁ、人それぞれ。
YUTAKA.さんの電波系WebサイトFLAGYX N()TEに掲載されている、「痕〜きずあと〜」のサブシナリオ。Web上でVN(ビジュアルノベル)システムをエミュレートしてある点や、「雫〜しずく〜」とも繋がりを持たせたシナリオ構成は、御見事!!
大学生に対する一般人の認識。言い返せないのがくやしい。
ふつ〜の高校生がくだらない授業を受けている間に、縁側で陽にあたってごろごろとしていることのできる人のこと。まったくもっていい御身分である。
グータラ昼寝が可能な特権階級を持つ人への尊称。
まじんはひまじん(出典:源平討魔伝、駄洒落の国)。
Hなグラビア雑誌一冊買うだけでもひどくドキドキしていた、中学時代の自分。
なにもかも皆懐かしい………(しみじみ)。
んじゃ、今はもうピュアじゃないってんですねい、ダンナ(ニヤリ)。
梓の後輩で、17歳の女子高生。
カールヘアーと短くシャギーカットした前髪が似合う明るい娘で、好き嫌いのはっきりしたわがままなトコもある。陸上部のマネージャを務めていて、先輩である梓を異常なほど慕っている。校内でもちょっとレズっ気があるという噂のあるアブナイ少女。
それもそのはず、彼女の“慕っている”は“愛している”の書き間違いなのだから(笑)。なんと言っても梓のことを想ってオ○ニーまでしちゃうぐらいである、本気もホンキ、大マジの恋。本人も「ゲームだなんて考えていません」と公言してはばからない。
梓が言うには、明るくふるまっているが結構ナイーブなトコもあるらしい。
狙った獲物は逃がさない、話術の天災^H^H^H^H天才でなかなかのクセ者。その何気ないトークを利用した雰囲気作りのテクは天下一品である。
初音シナリオでは、念願かなって梓を見事落とすことに成功している。よかったね。>かおりちゃん ご愁傷サマ。>梓
某柳川の毒牙にかかった最初の犠牲者。「痕〜きずあと〜」発売前のソフト紹介でも、このコの襲われているCGが一番出てたような気が。
「雫〜しずく〜」のヒロインは、極めて個人的にさおりんが一番だ!!!!!
しかし、「仔犬」ことみずぴーも捨て難い。なつかれたらきっと嬉しいだろう。
某氏は、暗黒少女るりるりがヒロインだと主張してやまない。
かてて加えて、狂気の包帯少女太田さんに惚れ込むヤツもいる。
「痕〜きずあと〜」では、千鶴さんシナリオがいちばん泣かすので彼女にヒロインの座は決定!!
いやいや、やはり前世モノのお約束で楓ちゃんははずせまい。
初音ちゃん以外に考えられようか? 男なら「お兄ちゃん」と呼んでくれる娘を常に守ってやらなくてはならんのだ。
………影の薄い(しくしく)梓に一票。コトのあった翌朝のやりとりが(お約束だが)とても魅力的だし〜。
公衆電話の残り時間(カード度数)を知らせる音。
無職の人を指す言葉、プータローの略。
冥王星を守護に持つ変革の戦士“セーラープルート”…………の愛称。
童話に出てくるクマさんの名前。
4月18日、発明の日に沙織ちゃんが考案した一発アイデア品。
う〜ん、実用的ダネ(爆)。
人気TVアニメ「ひみつのサオリちゃん」とその後番組「ひみつのカエデちゃん」のEDテーマ。作曲は小林亜星氏………と言ったら本気にする人はどのくらいいるだろ〜か?
カラオケに行ったなら、とりあえずは歌わなければならないんだ。
「すきすきソング」で“すきすき”の代わりに“ふきふき”を連発し、適当なタイミングで“月島兄”や“千鶴さん”を放りこむだけで、完璧、バッチグ〜!!
なんでこんな項目があるんだろう(とほほ)。
壊れ物を梱包するさいに使用するビニール製の緩衝材の俗称。空気の入った部分を指でつぶすのが楽しい。
Pーを破る時の効果音(やな表現だなぁ)。
赤いブルマはさおりんのトレードマークだ!!<ウソ
ハーレムCGでの楓ちゃんの制服上だけ+ブルマ(赤)には、ソソられますデス。
「みんなしてブルマブルマブルマブルマブルマ!! どうしてブルマを認めてトランクスやジャージを認めねェんだ!!」<それは一部の人間だってば(笑)
「認めたくないものだな。若さゆえのPーと言うモノは……」
両親を亡くした千鶴さん達の前に現れたのは、「鶴来屋を他人に譲渡しないか」と持ち掛け、それが断わられると、あんなことやこんなこと、とにかく“人間の醜い部分”を見せ付けまくるとゆ〜お約束をかましてくれる、悪の弁護士でした。
ヘタをしたら、四姉妹そろって両親の後追い自殺をさせる所だったんだぞ。天誅だ!!
誰も見てない(と思ってた)のをいいことに、梓のベッドの上に寝転がり、枕と布団を抱いて、なにやら恍惚とした表情を浮かべつつ「あ〜ん、梓先輩の匂いがするぅ〜」と、ピンク色の声で悶えながら枕に頬をすり寄せていた、かおりちゃんのこと。
太田さん。
学校でないと興奮できない人を指す。詳細は不明。
祐介が第二体育館に沙織ちゃんを訪ねて行った時、「練習の邪魔だよー! 気が散る!」と言って、一緒に居る近くの壁にボールをぶつけてニヤニヤして冷やかしてくれた女の子。もちろんバレー部所属で、沙織ちゃんの友達。
千鶴さんの母校。
どこの大学の何学科なんだろう……気になる。
千鶴さんは「心理学をかじっていた」と言ってるから、きっとそ〜ゆ〜学部なのかな?
とは言っても、一般教養で取る“心理学”の講義なんてのじゃ、あんまり意味ないけど。
千鶴さんが、耕一に甘えた時の仕草。
うらやましすぎるぞ、俺の胸。
こ〜ゆ〜コトをやられると、もう心臓はドックンドックン、血中アドレナリン上昇率200%、俺は一体どうすればいいんだぁ〜っ!!……状態になる。
逆に、耕一が千鶴さんに甘えた時もコレ。
うらやましすぎるぞ、俺の頬。
女性の胸の大きさを表す単位(ウソ)。
トランプを使用したゲームの一つ。
物欲に溺れた血走った目で、博打を打つか打たぬかという駆け引きを楽しむもので、本来のルール自体はシンプルなゲーム。このゲームの楽しみを解らせるということは、賭け事の楽しみを教えるということであり、とても初音ちゃんには教えられませ〜ん。
瑠璃子さんのひんやりとした手に撫でられる栄光を受けた、幸せな場所。
側頭部でも前頭部でもないのがポイント。
うらやましい。
バレーボールの弾む音を表現した擬声語。
その音と一緒に第二体育館から聞こえてきたのは、「ファイッ、ファイッ!」というバレー部員の掛け声。当然沙織ちゃんもその中にいる。
夢の中の俺は………。
以上のことから、夢の中の俺は柏木家で寝ている耕一とはまったくの別人であると、結論します(パチパチパチ)。
節分に行われる日本の伝統行事であり、「コミック電撃大王 1997年2月号」のリーフ特集ページに掲載されていた、水無月氏の描下ろしマンガ「柏木家の節分(作:たかはしたつや、画:みなづきとおる、豆作画ろでます)」のネタ。
柏木家では御法度(笑)。
千鶴さんとのHシーン(2ラウンド目)の絵を参照のこと。
まぁ、そりゃ恥ずかしい格好には違いない(笑)。
異次元人編での藍原瑞穂ちゃんのコードネーム(愛称)。
初音ちゃんがよそってくれるなら、その美味しさは百万倍だだだ。
女の子に「おいしい?」と聞かれたら、一言「うまい!」と答えてあげよう。マジで喜ばれるよ。
おいしい味噌汁を作れるというのは、いいお嫁さんになるための必須習得科目の一つ。
英語で言うと“ミソ・スープ”。川原泉の某マンガを思い出すなぁ。
これをしてしまうと、誰にも見られないようにこっそりと洗面所で汚れたトランクス(パンツ)を洗うハメになる。ま、お約束と言えばお約束(笑)。
になるかどうかは、最後の最後までわからない。
「人間、だめだと思ったらそこで負けだ」
「追いつめられた人間が何をするか、目にもの見せてくれる」
「生きている最後の瞬間まで、希望を捨てるな!」
千鶴さんに殺されるか、鬼となって千鶴さんを殺すか……なんでこんな二者択一なんてさせるの? なんで死ぬか殺すかの選択しかないの?
梓の必殺技。
卑怯なほど可愛いため、この攻撃を受けると誰もが彼女のいいなりになってしまう………なんてことがあるワケない(笑)。
同じようなワザとして“引きつった笑顔”なんてのも用意されている。初音ちゃんの“天使の微笑み”とはえらい違いである。
ビジネスマン7つ道具の一つ。
裏に携帯電話の番号を書くための、メモ帳がわり。
両面印刷(裏が英語バージョンになっている)はお金がかかるので、最近のは片面のみのやつしか配布してくれません。しくしく>F社
見ながらにして、これは夢だと自覚できる夢。耕一がよく見る。
手にした謎のファイルと共に、藍原瑞穂ちゃんのトレードマーク。
アレのときもはずさないのはやはり眼鏡っ娘としてのお約束である。よくもはずれないものだ。
はずすと目が点。
小出由美子さんのトレードマーク(ホントか?)。やはりメガネっ娘はイイ。
というと、たいていの場合えっち系のものを思い浮かべるが、祐介の場合は破壊、破滅系。
熱くねっとりした脈動感と激しく高ぶる興奮を与えてくれるもの。
モーソーは頭のコヤシです。
耕一が千鶴さんの頬に伝わる涙を拭いながら言った言葉。
「もう泣かないで」と、くりかえし繰り返し言うのはお約束。シチュエーションもバッチシだ。
でもね、どうして悲しいのかわかっていてあえてそう言うのと、よくわからないけど、ただ、そんな悲しい顔をしないで欲しいから言うのとでは、やっぱり違うんだよ。
だから、千鶴さんに殺されるエンド・ラストシーンでの「…千鶴…さん…泣かないで…」の言葉は、ずっと重いわけ。
このシーンでの千鶴さんの心を想像すると、胸が張り裂けそうになるぞ。
逆効果になってテリメェだ!! 耕一、貴様の罪は大きい(爆)。
瀬能あずさの歌う「らんま1/2」のOP曲。結構好きな歌だったり(笑)。
いくら18禁のHソフトと言っても恥ずかしい部分をそのまま描くことは出来ない(ソフ倫を通らない)ので、そこの部分だけよくわからないように特殊効果をかける必要がある。モザイクはその一種。画像の粒子を大きくしたような効果(画像変換処理)をかける。
WWWブラウザの一つ。
くりいむれもん世代なら、モザイクよりも透過光。「お兄ちゃん、光ってる、光ってるよーッ!!」(謎)。
千鶴さんのお誘いの声。
「…身も…心も…もっと…熱くさせてください…」「…耕一さんに…愛してもらいたいんです…」等など、計3通りの表現の仕方がありますが、どれも言いたいコトはただ一つ。
「それってまさか…」……まさかもナニもないでしょ。>耕一
桃の缶詰。
風邪をひいた時などに、お母さんが開けてくれる缶詰。シロップと桃自体の甘さが、熱で麻痺した味覚をも刺激し、果肉の柔らかさとともにとてもおいしく感じられる。
卵酒と並ぶ、庶民の風邪の特効薬の一つ。
勤労感謝の日に感謝される人(謎)。
「働くおじさん、おばさん、おにーさん、おねーさんに、サンキュー! モンテスキュー!」
………さおりんの駄洒落センスは世界一ィ〜〜(爆)。
問2:「痕〜きずあと〜」の物語中で交わされた“約束”を5つ以上挙げなさい(15点)。
解答:以下に箇条書きで列挙する(解答例)。
問3:「雫〜しずく〜」の物語中で交わされた“約束”を5つ以上挙げなさい(15点)。
解答:以下に箇条書きで列挙する(解答例)。
山などにこもり、旅人や近辺の村々を襲い強盗や殺人を働くならず者のこと。
雨月山の鬼とは野盗のことを指すと、現代では一般的には考えられている。鬼(エルクゥ)にとっても野盗にとっても不本意に違いない(笑)。
楓ちゃんと一緒に、柳川に連れ去られた由美子さんを救うために彼のマンションに侵入するというシーンで終わっている。恐らくは楓シナリオの最後とリンクしているのであろう。
このパターンのシナリオを期待しつつ“痕マスター”になってしまった人は、全国に21万8千人(推定)は下るまい。
もう一人の柏木耕一。
耕一やその父親である賢治が“守るべきもの”を持っていたのに対し、彼はその“守るべきもの”を失って(壊されて)しまっていた…。
耕一の祖父である柏木耕平の落とし子。耕平の妾であった彼の母親が、耕平の反対を押し切り産んだのが彼である。当然、柏木家の血、鬼の血を受け継いでいる。
この4月に警部補試験に合格し、母親の故郷である地へと赴任してきたエリート警察官(設定集によると警部補で、物語中では26歳)。職業柄、周囲の人間からうとんじられ、警察の中でもスピード昇進を果たした彼は、やっかみの対象となるだけの孤独な存在であった。
主人公である柏木耕一と、その五感を共有する不思議な能力を持っている。これもエルクゥの血の成せる技か(そのおかげで、かおりちゃんや由美子さん、響子さんが酷いめにあうのだけれど)?
毎朝7時20分――セットした目覚しがなるより10分も早く――に目を覚ます、神経質で几帳面なヤツ。独身。
鬼の血を制御することもできず、また、自ら命を断つこともできなかった哀れで孤独な男。
鬼の血に支配され、殺戮を求めるだけのただの獣と化した名も知らぬ哀れな男。
阿部貴之にとってはかけがえのない、心を許し頼りに出来る友人。
人間としての彼の意識を言うなら「狩猟者である俺が自分を人間だと思っていた頃の柳川祐也」となる。
この場合、柏木家の裏山にある水門に通じる道をさす。
昔、千鶴さん達は父親につれられ、この山道を通ってピクニック等によく行ったらしい。
「…春には梅や桃や桜の花を見に、お弁当を持って、川の上流まで登りました。花が散り、木が葉をつける頃になると、今度はワラビやぜんまいなどの山菜摘みに来るんです。…私と梓で、どっちが多く摘めるかを競争したりしました。とても楽しかった…」
「夏には、よく花火をしに来ました。ここをもう少し行ったあたりに水門のある河原があって、いつもそこでするんです。花火はとても楽しいんですが、次の日に梓の飛ばしたロケット花火を拾うのが大変で…」
「あの当時、そこにはたくさんの蛍がいたんです。それはもう、とっても綺麗でした」
…それは全て、何も知らないでいられた頃の話、遠い遠い昔の想い出。
山道を歩きながら誘導尋問たぁ、マイッタね。>千鶴さん
耕一のお腹の辺に押し当てられた、千鶴さんの胸!!
千鶴さんの胸って、決して恥ずかしがるほど小さいわけじゃないと思う。手のひらにすっぽり収まるくらいの、慎ましげで、ほんとに柔らかな形の良い胸なんだ。
ふにふにという弾力が心地よい。
千鶴さんの胸に抱かれて、彼女のトクン、トクン…という心臓の音を聞いていると、不思議と落ち着いてしまう。まるで母に抱かれているようで、恥ずかしいんだけど、逆にいつまでもこうしていたい、そんな温かで不思議な気持ちになる。
耐えるべき時と、そのままいっちゃう時とを間違えないように。
千鶴さんからの誘惑を前にして「わずかな戸惑いを感じたが、しばらく悩んだ後に」結論を出すなんて、そんな聖人君子みたいな真似はとても出来ません。
男はみんなオオカミだ。
ボーナスを手にした人間が、秋葉原でパソコンやオーディオ新機種を前にした時に感じる、抗いがたいもの。
……は大切に保管しておきましょう。巻末のマンガがいい味出してます。
小指と小指で心を伝え合う儀式。
子供の頃に多用されるが、それが結婚の約束だったりした場合には格好のラブコメネタとなる。
甘くせつない遠い日の想ひ出。
「雫〜しずく〜」の物語前半で、屋上に居た瑠璃子さんと交わした指切り。さおりん編のラストシーン、誰もいない教室で交わした指切り。このような対比のうまさが「雫〜しずく〜」という作品を語る上では重要ではないだろうか。お約束ではあるがきちんとした構成力がなければ描けない、泣かせるシチュエーションである。
仮想現実、または、無意識の自分を映す心の鏡。
睡眠中に見る非現実的な錯覚または幻覚のこと。“イメ(寝目)”という言葉が転じて“ユメ(夢)”となった。「痕〜きずあと〜」で言われる“夢”とは将来の“夢”とかではなくこちらの“夢”の意。
悪夢、正夢、初夢、明晰夢、白昼夢、胡蝶の夢………etc。
夢の中というのはたいていナニをしても許されますが、たまに夢と現実をごっちゃにして手痛いしっぺ返しをくらう場合があります。気を付けましょう。
「暗い部屋の中で、ひとり身体を抱えて震える夢」と言うのが、主人公がここ最近見ている夢なんだそ〜な。あまりいい夢じゃないよね。
「人の潜在的な欲求が自我というフィルターを通るときに象徴的なものに形を変え、それが表層意識に現れたもの」だと、フロイトという偉い学者サンは言いましたとさ。
エルクゥ達が星の海を渡る時に使う船。
一般的な宇宙船のことをヨークと呼ぶのか、その個体名をヨークと呼ぶのかはちょっと不明。
宇宙船ではあるが、機械船ではなく生体船のようである。その意志の疎通と運用は、エルクゥの中でも皇族とよばれる特殊能力を持った(特にテレパシー能力が強い?)者だけが可能であり、物語中では柏木初音の前世であるリネットがその役を負っていた。
リネット(初音)の話し相手、よき友人でもある。
動力源は不明であるが、初音シナリオでエルクゥの亡霊達は、耕一と初音の子供をヨークに捧げようとしていたことから、エルクゥ自身の何かしらの強力な生体エネルギーを、その力の源とすることが可能であるらしい。また、それを元に精神体のみとなったエルクゥ達の身体を再生する、といった芸当も可能となるようだ。
生物の行動原理。
千鶴さんを布団に押し倒した時の原動力。
「雫〜しずく〜」のWindows95版には「痕〜きずあと〜」の予告編がついてきます………が、急いで作ったような出来なのでちょっと悲しいかも。「痕〜きずあと〜」発売前の店頭デモぐらいの内容だったらよかったんだけどな〜。
“痕”のフォントが本編とは違ってて、単なるMS明朝みたい。
阿部貴之と同棲していた、地元ヤクザとつながりのあるチンピラ。裏でクスリの売買なども行っている。
サドの気があるメチャメチャ嫉妬深いヤなおっさん。部屋には革&鎖製品がゴロゴロしている。
阿部貴之を廃人にし、柳川の中に眠る鬼を目覚めさせた張本人。その結果、柳川に頭を潰し殺されるが、同情の余地ナシ。
生徒会役員。明るくおちゃらけた性格(と、「雫〜しずく〜」のマニュアルに書いてある)。
同じ役員の美和子と十羽ひとからげであつかわれている、かわいそ〜な女の子。
シナリオによっては名前さえ出てこない。
そればかりか、服を着て登場することもない。生徒会とはなんとコワい組織であることよ。
エルクゥ皇族四姉妹の長女、柏木千鶴の前世。
人間である次郎衛門を助けるという一族の掟を破ったエディフェルを自らの手にかけるが、その後悔から人間との共存を願うようになり、それゆえに自らも同族に殺されるという運命を辿る。
概念的思考の能力。実践的には感性的欲求に左右されず思慮的に行動する能力。古来、人間と動物とを区別するものとされた(参考文献:広辞苑 第四版、岩波書店刊)。
人間が人間であるために必要な、欲望を押さえつける心のタガのこと。これを失ってしまっては、だだの獣である。
最近はこれをふっとばしてしまう人が多くて困る。
人間が人間社会を生きていく為に必要な価値観でしかなく、人間として暮らす為には必要であるが、狩猟者として目覚めたものには不必要なもの。馬鹿げた判断基準。
官能に震える千鶴さんの甘い声を聞くと、簡単に弾けて飛んでしまうもの。
壊れやすくひびのはいった非常に脆弱な檻のこと。危険で際限のない獣のような欲望を押さえつけるために必要なもの。
これのタガが外れると、迷惑するのは他人である。「…果肉のような柔らかな肉を引き裂き、温かく脈動する真っ赤な鮮血をすすり、いい匂いの女を犯して子をはらませ、そして再び俺たちの血を…」などというヤツを放し飼いにされたらたまったものではない。余所でやれ、ヨソで。
「人はだれしも心の中に獣を飼っている」と言ったのは誰だったろうか?
エルクゥ皇族四姉妹の末妹、柏木初音の前世。
宇宙船ヨークと会話し、運用することのできるただ一人の女性。しかし、自らのミスでヨークは地球に墜落し、二度と星の世界へと戻ることが出来なくなってしまった。
その責任を感じたことや、エディフェルと次郎衛門との関係、姉達の思いを継いで、次第に人間との共存を願うようになる。
ただそのためには、自分達エルクゥと、今は一方的な殺戮の対象となっている人間との間に、対等の関係を築かなければならない……そう考えた彼女は、エディフェルと恋仲であった次郎衛門に、エルクゥと闘うことの出来る強力な武器を手渡し、それを持って双方を話し合いのテーブルにつかせようとした。
しかし、結果的にそれはリネットの想いとは裏腹に、エルクゥという種族を絶滅へと導く引き金となってしまう。
次郎衛門はエディフェルを殺された復讐のため、このリネットの想いを利用したのだ。時の領主から三度目の討伐を言い渡された時、手渡された武器と、自らの内に受け継がれたエディフェルの鬼の血の力をもって、リネット以外、女子供を含む全てのエルクゥを皆殺しにしてしまう。
その光景を見た彼女は、いったい何を思っただろう……。
…後に彼女は次郎衛門の妻となり、今に続くの柏木家の祖先となる。しかし、その暮らしは決して幸せであるとは言い難いものであったようだ。
夫、次郎衛門―エディフェルの影を追いつづけ、リネットの想いまでも利用して復讐を果たした後に残ったのは、ただ後悔の念だけだった―と共に、自らの罪の深さと、夫の心がここにないことに、ただ泣くことだけしか出来なかったリネット。
優しすぎた彼女。そう、優しいだけで強くはなれなかったのだ。
皇族四姉妹の中では、一番可哀相な運命を辿った女性とも言えるだろう。
Q:「リーフって何ですか?」
A:「えっと、18禁ゲームを作っているソフトやさんです〜」
綴りは「Leaf」。“葉っぱ”の意。
「雫〜しずく〜」や「痕〜きずあと〜」を送り出してくれた、ドえらく素晴らしいソフトハウス様。感謝感激あめあられ。
兵庫県伊丹駅近くにあるソフトハウス。ただし“リーフ”はブランド名であり、会社名は“AQUA(アクア)”と言う。専務取締役は音楽担当の下川直哉氏(社長はその実父)。
現在リリースされているソフトは、
の6作品。近日発売予定の「さおりんといっしょ2(仮題)」では、同人誌やCGを募集中だ。締め切りは7月22日なので、それまでにLet's投稿!!
ちなみに公式ホームページは「Leaf official HP(URL=http://leaf.aquaplus.co.jp/)」です。
「痕〜きずあと〜」のお便りやイラストを送る場合の宛先係。
どど〜んと募集されているイラストやお便りや「痕〜きずあと〜」の曲に合わせた歌詞などを送ると、抽選で粗品がプレゼントされるらしい。
現在VOL2の「痕〜きずあと〜」までが発売されている。第3弾は学園ラブコメもので97年発売予定。期待して待つべし!
マニュアルによると「ビジュアルノベルとは、パソコンをドラマチックなマルチシナリオを楽しむことのできるソフトです。全シーンフル画面のビジュアルに、臨場感溢れるサウンド、迫力の画面エフェクト、音響効果が加わり、あなたを別世界へと誘うのです。」となっている。ま、簡単にいえばチュンソフトの「弟切草」のシステム……を思い浮かべてもらえればOKかもね。
柳川祐也の本性。
B級ホラーばりの残虐行為手当てがお好き。
とても他人(千鶴さん)にゃ話せないような趣味。
異次元人編での月島瑠璃子さんのコードネーム(愛称)。ただし長瀬ちゃんはそれでも“瑠璃子さん”と呼ぶけど。
狩りに必要なもの。
レズビアンの略。女性の同性愛愛好者を指す。
女の子が好きな女の子のこと(梓談)
ちなみにかおりちゃんは真性、「…ほ、ほんまもんや」(爆)。
映画やTVドラマ等で、ロケーション撮影を行うために用意された場所のこと。
「さおりんといっしょ!!」では、以下の場所がカラオケ用映像ロケ地として用意された。
縛ったり支えたりするための道具。縛る対象は様々で、とても口に出して言い表せないようなものまである。
貴之の部屋にいっぱい転がっている。
普通のロープは↑に転がっているが、耕一の足をからめとったような古いワイヤーロープは、裏山にある水門の水底に転がっている。
以下に、当事典を使用する上での注意点・留意点を挙げます。
使用法を良く守り、正しく使うよう心がけてください。
当用語事典を作成するにあたり、次の方々にご協力していただきました。
ならびに、この素晴らしい作品で私たちに感動を与えて下さったリーフ開発スタッフの方々。
そして当事典を読んでいただいている皆様方へ。