そんなこんなで、金曜日にダメもとでチケット予約状況を見てみたら座席が空いていたので、エイやっとの思いで「ガールズ&パンツァー劇場版 4DX」を見るために朝の3時から車を240kmほど飛ばしてシネマサンシャインで観てきましたのココロ。
昨年年末にYu.Nたちと毎度のごとく(ルミナリエ最終日の夜に)集まって大阪で観てから通算2回目の観劇となるわけで……いやぁ、スゴかった。ナニがスゴいかって、まさに4次元殺法体感ゲーム的ボディソニック100メガショックですヨ、奥さん!――椅子は揺れるわ、画面の動きに沿ってぐいんぐいん動いて振り落とされそうな気分になるわ、弾着今で閃光が走るわ炸裂音が響くわ煙はモクモクするわ、背中はマッサージされるわ、耳元に砲弾が飛んでくる(風と音)わ、水しぶきは顔に飛ぶわ、女子高生のフローラルな戦闘銭湯の香りは漂うわ、シャボンランチャーが乱れ飛ぶわ――劇場で1度観てれば、どこでどういう効果が出てるかおおよそ予想通りのモノが、そっくりそのまま体感できるって寸法でさぁ、旦那様方。
本編前のしょっぱな4DX説明のためのカーチェイスシーンで驚きとともに口元がニヤけ始め、物語冒頭の優勝記念エキジビジョンマッチ戦、大洗女子・知波単学園VS聖グロリアーナ・プラウダ連合の大洗市街地戦の模様が始まると、その体感ゲームムービーが楽しくて楽しくて、ここはいったいどこの遊園地戦場なんだ、スゲぇ、大洗はここにあったんだ、感に圧倒されますること請け合い。
途中ビューティフルドリーマー的な終わらない夏休みキャンプ編展開は、まぁ時たまおおっという4DX演出があるも静かなものだけど、期待の後半戦――学園艦オールスター30両VS大学選抜30両ガチンコ殲滅バトルに突入すると「キタキタキター、まってました!」でイヤがおうにも盛り上がる。戦闘開始直後の、広い草原をみほ達が会敵地点まで戦車で隊列を組んで駆けるシーン、飛行機からなめるようにカメラが動いていくシーンの浮遊感、飛行機に乗ってる感は驚くほどに素晴らしく、これからのクライマックスの戦車戦にいやがおうにも期待が盛り上がる素晴らしい4DX演出だった(ひそかに一番お気に入り)。戦車搭乗視点での4DXの動き&演出、ラストシーンのドッグファイト、インファイトの臨場感には、もう、おかしなナニかが脳内に出まくりまくって物語に没入できます、いやはや驚きの4DX、イオン脅威の技術力!<イオンシネマが偉いワケじゃないでしょ
こちらのガルパン4DX紹介記事を読んで、行きたいなぁとどんなんだろうなぁと思いを馳せていたのが、想像以上に大興奮で楽しめたのは本当に良かった。片道240km、往復29万6千光年500kmの旅をした甲斐があったというもの。
まだ4DX版を体験してない方は、ぜひとも行って観て欲しいのコトよ!
外人さんもポップコーン片手に見に来てた。