さおりんこと新城沙織は、ふきふき回路を心に持つアンドロイドである。
さおりん「まって、あなたとは闘いたくない!」 著:Yu.N、挿絵/オープニング/エンディング作詞:sugich |
〜 オープニング 〜
ゴーゴー・さおりん(うた:新城沙織、コロムビアゆりかもめ会)
♪ スゥィッチ〜オン ワン ツー スリー
でんりゅうひばなが あたまをはしるぅ
さおりん チェィンジ あかブルマ〜
セイトカイロボット むかえうて
じんぞうにんげん さおりん〜
チェインジ チェインジ
ごぅごごぅごぅ ごごっごー!! ♪
ちゃかちゃかかーん ちゃっちゃっ
第34話 なかよし怪物ブラックみずぴー&ブラックかな
じゃーん
地下室を思わせる暗い部屋。怪しげな制御装置のランプがちかちかと点灯する明かりが暗がりの中から見える。部屋の左端に、青白い光の中プロフェッサーツキシマの姿が見える。
科学者達が、怪しげな装置の回りで作業を始める。カチカチという周期的な機械音が高まり、ランプに光がともる。
- ナレーション(岡部政明)
- 世界征服を企む悪の秘密組織、セイトカイは最終兵器「毒電波回路」の完成を急いでいた。
- セイトカイの科学者A
- プロフェッサーツキシマ!「毒電波回路」の試作機が完成いたしました!
- プロフェッサーツキシマ(安藤三男)
- (静かな声で)よろしい。では実験を開始したまえ。
- セイトカイの科学者A
- はっ!
- セイトカイの科学者A
- やった!成功だ!
しかしその瞬間、試作機は閃光を発し、爆発する。
それまで静かに実験を見ていたプロフェッサーツキシマは突如として激昂し叫び出す。
- プロフェッサーツキシマ
- (額に血管を浮き立たせつつ)馬鹿者めがぁっ!
長瀬博士が脱走して以来、貴様らが完成させた兵器があるかっ!この役立たずども!
さおりんめにわれらセイトカイの計画が次々とつぶされた今、この「毒電波回路」の完成無くして世界制覇を為し得る事は出来んのだ。
(突如、不気味に冷静さを取り戻し、聞こえるか聞こえないかの小さな声でぼそぼそとつぶやく)
やはり、長瀬博士めの力なしでは「毒電波回路」は……
(突如大声で)ブラックかなっ!ブラックみずぴーっ!それまで暗かった部屋に照明が点灯する。そして天井が開くと、上から二人の少女が宙から降りて来る。
おかっぱ頭のクールな顔の少女(ブラックかな)とショートヘアの頼りなさげな少女(ブラックみずぴー)である。
- ブラックかな(太田香奈子)
- (プロフェッサーツキシマの前にひざまづきつつ)
お呼びでしょうか、プロフェッサーツキシマ。- プロフェッサーツキシマ
- お前たち二人は協力し、われらセイトカイから脱走して行方不明となっている長瀬博士を探し出し、誘拐してくるのだ。
プロフェッサーツキシマの命令を聞いてブラックみずぴーは、大喜びする。
- ブラックみずぴー(藍原瑞穂)
- やったね!香奈子ちゃん、また一緒にお仕事できるねっ!
- ブラックかな
- (はしゃぐブラックみずぴーにうろたえる)ばかっ!場所をわきまえろ、プロフェッサーツキシマの前だぞ!
- ブラックみずぴー
- (悲しそうに)ごめんなさい、香奈子ちゃん…
- ブラックかな
- だからその香奈子ちゃんというのをやめろっ、もう!
ブラックみずぴーが一人ではしゃいで一人で落ち込んでいる様を、あきれた表情で見ていたプロフェッサーツキシマがやっと口を開く。
- プロフェッサーツキシマ
- ……なんだその「香奈子ちゃん」というのは。
- ブラックみずぴー
- (元気よく)はいっ!それはですね、
- ブラックかな
- (しゃべりだそうとするブラックみずぴーの口を手でふさいで、ブラックかなが代わりに答える)
はっ、実はブラックみずぴーがパートナーである私のことを、親しみが増すから、とか云ってそのように呼ぶようになりまして、- ブラックみずぴー
- ぷはっ!(ブラックかなの手を振り解いて)
ちがうの!「親しみが増す」じゃなくて、二人は「なかよし」だからなの!ブラックかな、あきれて頭を抱える。しかし、その二人の会話をプロフェッサーツキシマは冷たい目で見続けていた。
- プロフェッサーツキシマ
- ブラックかな、ブラックみずぴーがお前の事をそう呼ぶようになったのはいつからだ?
- ブラックかな
- はっ、2、3ヶ月前からであります。
- プロフェッサーツキシマ
- (不気味なほど静かな声で)さおりんめが「正義の心」に目覚めて脱走した後、ということだな。
- ブラックかな
- (プロフェッサーツキシマの質問の意図を理解できずに答えに窮する)
あ、あの…プロフェッサーツキシマは長い袖をひるがえしつつ、絶叫する。
- プロフェッサーツキシマ
- アンドロイドに心など必要無い!わしの命令を忠実に実行する機械であれば良いのだ!
(声のトーンを落とし)その為に役に立たぬ余計な心など持つ必要はない…
ブラックみずぴー、貴様さおりんと同じく、余計な心に目覚めたのではあるまいな。プロフェッサーツキシマの激怒する姿にひたすらおびえていたブラックみずぴーは、涙を流し恐怖に震えて答えることが出来ない。
- ブラックみずぴー
- あの、あの…
- ブラックかな
- (慌てて)お待ちください!プロフェッサーツキシマ!ブラックみずぴーは決してそのような、、
- プロフェッサーツキシマ
- (すうぅっと怒りの感情が消え去ったかのような表情)まぁ良い、そうであるかそうでないかは、いずれ明らかになる。さおりんと闘う事が出来るか否か、でな。(と、引きつったような笑いを見せる)
(大声で)自らの力で、己がセイトカイの忠実なアンドロイドであることを示してこい!ブラックかな!ブラックみずぴー!敬礼をするブラックかなをブラックみずぴー(胸元に水平に手を置く敬礼)。プロフェッサーツキシマ退場。照明は消え、ブラックみずぴーとブラックかなにだけ薄暗いスポットライトがあたる
- ブラックみずぴー
- (べそをかきながら)香奈子ちゃ〜ん(と、ブラックかなに抱き着こうとする)
- ブラックかな
- (そんなブラックみずぴーに、ブラックかなはほほに平手打ちをする)
馬鹿者!貴様それでもセイトカイの戦士かっ!プロフェッサーツキシマの前で無様な姿を見せて!- ブラックみずぴー
- (ブラックかなの突然の冷たい仕打ちにブラックみずぴーは頭の中が真っ白になり、リアクションが出来ない)
か、香奈子ちゃん…- ブラックかな
- その「香奈子ちゃん」というのを止めろ!私の名前は「ブラックかな」だ。そんな人間みたいな名前で呼ぶな。
ブラックみずぴーはしくしくと泣き出す。そんなブラックみずぴーの姿を気にも止めず、ブラックかなは長瀬博士誘拐の作戦を話す。
- ブラックかな
- 長瀬博士の甥、長瀬祐介は我々に狙われていることも知らずに今だに学校に通っている。長瀬博士が時折長瀬祐介と接触していることは、わがセイトカイの諜報部の調べで分かっている。
そこで、この長瀬祐介を誘拐し長瀬博士の居所を吐かせるのだ!- ブラックみずぴー
- なんか、その作戦前にもやられてて、失敗してるような気がするんだけど、、、
- ブラックかな
- (ブラックみずぴーの突っ込みに一瞬、息が詰まる)
馬鹿者!余計なことを云うな!今回我々がしくじらなければ良いだけの話だ。- ブラックみずぴー
- (しゅんとして)ごめんなさ〜い
- ブラックかな
- 敵に気取られないために、ブラックみずぴー、お前が長瀬祐介に接近し、奴が油断した所をついて奴を捕獲する。いいな!
ブラックかな、ブラックみずぴーを残して退場。ブラックみずぴーは切なそうにブラックかなの背中を見つめ、ため息をつく。
「場面転換」
長瀬祐介の通う学校。放課後、校庭では生徒達が楽しそうに球技などに興じている。
その中を、校庭を横切って祐介(長瀬祐介)が体育館の方に歩いてゆく。体育館に入る。中では女子バレー部が練習をしている。
- 祐介
- (大声で呼びかける)おーい、沙織ちゃん!
練習をしていた沙織(新城沙織)はびっくりして、手に持っていたバレーボールを落としてしまう。振り返るとそこに祐介がいるので更にびっくりする。
- 沙織
- (横にいる女子バレー部員に)ちょ、ちょっと待ってて!
- 女子バレー部員A
- また祐介君のおさそい?お熱いわねー
- 沙織
- (赤くなって)そ、そんなんじゃないわよっ!
部員たちの冷やかしの声を背に、大股で祐介のところに歩いてゆく沙織。
- 沙織
- 祐クン!何の用よ!
(小声で)セイトカイに狙われているんだから、学校に近づいちゃだめって云ってたのに!- 祐介
- ごめん、、、実はセイトカイに襲われたってコが、僕の所にかくまって欲しいって来たんだ。
- 沙織
- 祐クンのところに!?
(考え込んで)それ怪しいわ。きっとそいつはセイトカイのスパイよ。- 祐介
- そうかなぁ、おとなしそうな女の子なんだけど。
- 沙織
- (女の子と聞いて)もう!祐クンは女の子に甘すぎるの!いいわ、練習が終わってから私が直接その子から話を聞いてみるわ。
(指をぽきぽきとならせながら)絶対に化けの皮を剥してやる!- 祐介
- 沙織ちゃん、心配しすぎだよ。
沙織、祐介を切ない視線で見つめる。
- ナレーション
- 祐介の何気ない一言に嫉妬した沙織は、自分がアンドロイドである事実を深く思い知らされるのだった。どれだけ祐介を愛そうとも、自分はアンドロイドであり、祐介を愛する資格はないのだ、、、沙織の悲しみは、、
- 沙織
- (赤くなって)うるさいわね!もう!
- 祐介
- え?何?
- 沙織
- (慌てて)何でもないわ。気にしないで。
- 祐介
- 何でもない、って言ったって、、
- 沙織
- (祐介の肩をぽんぽんと力強くたたいて)オホホホホ、大丈夫だったら!
- ナレーション
- 沙織の人間の3000倍もある超聴覚は、ナレーターの声をも聞くことが出来るのだ。
- 祐介
- (不審そうに)そう?
じゃぁ、沙織ちゃんの練習が終わったら、その子を連れて来るよ。- じゃぁ、時間は、、、、
- 祐介
- 8時半に食べ物をもって、だね。
- 沙織
- ?!なんで私のいいたいことがわかるのよっ!
- 祐介
- (ニッと笑って)超能力。
といい残して祐介は体育館から出てゆく。首をひねりながら沙織はバレーコートに歩いてゆく。他の部員たちに散々冷やかされて沙織が怒り出したところでフェードアウト。
「場面転換」
バレー部の練習は終わり、体育館に人気が無くなる。照明が消え暗闇になった体育館の中を、懐中電灯の光を頼りに祐介と、祐介の高校とは違う制服を着た女の子が歩いて来る。
- 祐介
- (傍らの女の子に声をかけて) 大丈夫、これから紹介する人は信用していいよ。
少女は震えながら、こくりとうなずく。祐介はバレー部の部室のドアをノックし、中にいる沙織に声をかける。ドアが開き、硬い表情をした沙織が出て来る。
- 沙織
- (祐介の顔を見ながら)誰にも尾行されなかった?
(ちらり、と祐介の横にいる少女を見て)そちらが?- 祐介
- うん、セイトカイに狙われている藍原瑞穂さん。
- 瑞穂
- (沙織の顔は見ずに、祐介に)アレがさおりん?セイトカイと闘っているアンドロイド?
- 沙織
- そう、私の名前は沙織。よろしくね。
といいながら握手をしようと手を瑞穂の方に伸ばす。しかし、瑞穂はおびえながら沙織の手を払う。
- 瑞穂
- 触らないで!
- 祐介
- 瑞穂ちゃん、どうしたの?
- 瑞穂
- …アンドロイドになんか触られたくないの。
瑞穂の言葉に沙織の顔は一瞬強張る。しかし相手に気付かれまいと、無理に作り笑いを浮かべる。
- 沙織
- そ、そうよね、アンドロイドを見るのが初めてなんですもの、無理はないわ。
(と云って部室の奥の方にある椅子に腰掛ける)
私は遠くに居るから、気にしないで。祐介は瑞穂の言葉に戸惑う。気まずい雰囲気の中、瑞穂の話は始まる。
- 祐介
- じゃ、じゃぁ瑞穂ちゃん、なんで君がセイトカイに狙われているのか話してくれないかな?
- 瑞穂
- (消え入りそうな小さな声で)はい…
私のお父さんは大学の研究者だったんですけど、セイトカイに誘拐されて彼らの秘密兵器の開発を手伝わされてたんです。お父さんはそんな恐ろしい兵器の開発が嫌だったんですけど、セイトカイが私を殺すってお父さんを脅して…
- 祐介
- 秘密兵器?一体どんな秘密兵器だか分かる?
- 瑞穂
- 「毒電波回路」と彼らは呼んでいました。なんでも人間を自由に操る事が出来る電波を発生させる装置だってお父さんは云ってました。
- 祐介
- 人間を自由にあやつるだって?!なんて恐ろしいことを企んでいるんだ!
- 瑞穂
- お父さんは、毒電波回路の恐ろしさに気付いて、設計図を奪って私と一緒にセイトカイの基地から脱走したんです。
でも、それからセイトカイのアンドロイドから逃げる生活で…お父さんも病気になっちゃって…- 祐介
- (涙ぐみながら)そうだったの…それは大変だったね。
- 瑞穂
- それで、セイトカイと闘っている祐介さんに助けてもらおうと思ってこの街に来たんです。
- 祐介
- いやいや、そこまで頼られちゃねぇ、沙織ちゃん。
と、沙織は祐介から振られるがきつい目でにらみかえす。
- 祐介
- ははは(と引きつった笑い)
そ、それでお父さんはいまどこにいるの?- 瑞穂
- 郊外の工事現場にある廃棄された管理棟に隠れてます。毒電波回路の設計図もそこに。
- 祐介
- 本当に?
よし、じゃぁ明日、君のお父さんの所に行こう!毒電波回路の設計図がセイトカイの奴等の手にわたったら大変なことになる!と云って立ち上がる祐介。部屋から出てゆこうとする祐介に、それまで瑞穂の話を静かに聞いていた沙織が声をかける。
- 沙織
- 祐クン、待って
- 祐介
- 何?
- 沙織
- (瑞穂の方をちらっと見ながら)二人だけで話したいことが…
- 祐介
- (不安そうな表情をする瑞穂に明るく声をかける)
瑞穂ちゃん、ちょっと外で待っててくれる?大丈夫、話はすぐ終わるから。瑞穂が部屋から出てゆくと、部屋の隅から怒った表情の沙織はつかつかと祐介に近づく
- 沙織
- まったく、たいそう仲のよろしい事。あって間も無いのに「瑞穂ちゃん」ですもんねぇ。(と、キッと祐介をにらむ)
- 祐介
- (ドギマギと)そんな事言ってる場合じゃないよ。
瑞穂ちゃんはお父さんと二人でずっとこの街までセイトカイの魔の手から逃げてきたんだよ。とっても心細い思いをしてきたんじゃないか。やさしく守ってあげないと!- 沙織
- (舌打ち)全く、アマちゃんなんだから。
あの事云ってる話を全部信じてるの?何の証拠も無いのよ。話だけ。
…どうもあの子怪しいわ。「毒電波回路」とかも私たちを誘い出す罠かも。- 祐介
- (苛ついて)どうしたの、沙織ちゃん。いつもの沙織ちゃんらしくないよ。もっと、瑞穂ちゃんを信じてあげないと。
- 沙織
- (深いため息)…分かったわ。明日は付き合ってあげる。
- 祐介
- (ぱっと明るい表情)ありがとう、沙織ちゃん!(と沙織の手を握る)
沙織は真っ赤になって返事をすることが出来ない。
二人が部屋から出て来ると、瑞穂が待っていた。
- 瑞穂
- 祐介さん、セイトカイに見つかるといけないから、私今晩ここに隠れてます。
- 祐介
- いけないよ!女の子が一人で!
よし、今晩は僕の家に泊まるといいよ。- 沙織
- え゛え゛っ?? その方がずっと危ないじゃないのっ!
- 瑞穂
- (ぽっと赤くなり)そ、それじゃ…
- 沙織
- (むっとした表情で)じゃぁ、私も祐クンの家に行くわ!
- 祐介
- え゛え゛っ??
- 沙織
- (祐介と瑞穂の間にずいっと割って入って)護衛よ!ゴ・エ・イッ
「場面転換」
祐介の家。
女の子が二人も泊まっていながら、全然気にせずに爆睡している祐介。
落ち着いて寝ることが出来ない沙織。眠っている瑞穂が、突然むくりと起き上がる。
祐介の家の前の道に400ccの大型バイクが横付けされる。乗っているのは黒いライダースーツに身を固めた女性。ヘルメットを脱ぐと、それがブラックかなである事が分かる。
- ブラックかな
- ブラックみずぴー、長瀬祐介の家に潜り込むことに成功したようだな。
- ブラックみずぴー
- (声だけ)香奈子ちゃん、来てくれたのね
- ブラックかな
- (がくっと肩を落とし)だから、香奈子ちゃんというのをやめて、、
- ナレーション
- ブラックかなとブラックみずぴーは、二人しか使うことの出来ない特殊な電波で交信することが出来るのだ。
- 場面は瑞穂の寝ている部屋。
- ブラックみずぴー
- ええ、長瀬祐介は私のことを全然疑っていないわ。科学者の娘だと思い込んでる。
- ブラックかな
- (声だけ)よし、では今から部屋に押し入り長瀬祐介を、
- ブラックみずぴー
- 待って、さおりんもこの部屋に居るの。
- ブラックかな
- (声だけ)なに?それは面倒だな。
何故奴から長瀬祐介を引き離すことが出来なかったんだ!- ブラックみずぴー
- (しゅんとして)ごめんなさい…
- ブラックかな
- よし、作戦変更だ。明日、工事現場でさおりんを倒し、長瀬祐介から長瀬博士の居所を吐かせる。
- ブラックみずぴー
- (元気を取り戻し)分かった!明日はちゃんとがんばるね!香奈子ちゃん!
ブラックかなはバイクの上でずっこける。
気を取り戻してブラックかなはバイクを走らせ、夜の暗闇に消えてゆく。
- ブラックみずぴー
- (胸元で手のひらを組んでお祈りをしながら、頬を赤らめて)ちゃんとがんばるからね、香奈子ちゃん。
ちゃらっちゃー、ちゃちゃっ!
人造人間さおりん
〜コマーシャル〜
(Bパートへ)