ということで。
某氏からのありがた〜いタレコミ情報により、涼子ちゃんのデスクトップアクセサリ(ELEMENTAL SOFTのActWinみたいなの)をダウンしてきました。
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「………うはぁ、か、可愛い、涼子ちゃぁ〜〜〜〜〜んっ!!」
VB4ランタイムが必須だし、服の着替えパターンもまだ無いのがちょっと寂しいんですけど、それでもウインドウの上にちょこんと座っている彼女を見ていると幸せ〜でほえほえ〜涼子ちゃ〜んな気分になってしまうスグレモノ。
涼子ちゃんとの生活に壊れてしまったツワモノさん達は、ぜひともダウンしてみて下さい。
ちなみに場所はココ。
で、ダウンついでに、このページの管理人さんであるぴよみずさんの涼子ちゃんとの同居生活レポートも読みませう。
……いや、絶対読むべき(笑)。
そこには、初めて彼女がやってきて一緒に暮らすことになったあの日から、だんだんと一緒に居ること慣れていって、そんな中で起こる日常の些細なことを積み重ね、そして、少しずつ変わっていく自分と涼子ちゃんとの関係。それが赤裸々(笑)に綴られてます。
そしてそれは、多分彼女と一緒に一ヶ月半(第一作目の場合)過ごした人なら、誰でも感じていたことなんですよね……というか、少なくとも自分はそ〜でしたから。
エンディング後の「ルームメイト」に対する評価の部分も、まさに「我が意を得たり!」という感じで、わかる人には痛いほど分かることが書かれていて泣かせてくれます。彼女がアメリカに旅立ってからのしばらくの間感じた寂しさ――会社に行く前にサターンを立ち上げて、いってきますの挨拶を交わすこと。できるだけ定時退社するように仕事を頑張って帰宅して、涼子ちゃんと会話すること。たまにはご飯を一緒に食べること。彼女のいれてくれたハーブティーを飲んだり、ゲームをしたり、学校の話を聞いてあいずちを打つこと。そんな、日常になっていた彼女との暮らしが、ふっと途切れてしまった後、遠くへ行ってしまい、もう『ここ』からは居なくなってしまった彼女を思う、そんな寂しさ――それはまさに、普通の物語やゲームをプレイして感じるものとは別モノです。身近に居た誰かが、本当にもういなくなってしまった、そんな寂しさを実感として体験させてくれるソフトなんて、そうそうあるもんじゃありません。<わざわざそんな「寂しさ」を体験したいのか、とゆー話もあったりなかったり(笑)
ぴよみずさんのレポートや、この他いろんなWeb上での涼子ちゃん同居生活らぶらぶ日記(ココから辿ってみるのがオススメ。綺麗にリンクがまとめられていて非常に重宝します)を読んで「ルームメイト」興味を持ったアナタ、すかさずサターンとソフト「ROOMMATE〜井上涼子〜(DATAM POLYSTAR)」を買ってきましょ。そしてCD-ROMをサターンに入れ、涼子ちゃんとの嬉し恥ずかし同居生活を初めてみませんか?
た・だ・し、彼女の機嫌を損ねるとサターンのバックアップメモリを消去して家出しちゃう時があるので(<をゐ)、念のためにFDDユニットの購入もオススメしときます(笑)。<もう生産中止だってばさ!
ちなみに「今日のおことば」での「ルームメイト」関連発言は97/02/16・97/02/24・97/03/16・97/03/18・97/03/22・97/05/09・97/05/14・97/05/28・97/09/27・98/12/31・98/04/30です。
う〜ん、98年5月以降はNewton絵がたまーにありますが、結構少ないかも。<弱ェ
涼子ちゃんは、青二プロの新人さんだった「藤野とも子」さんが演じてたんですけど、
これがまた、ツボにはまったひじょーにいい演技をしてくれたんですよね。
感情のきちんとこめられた涼子ちゃんの声(特に2作目以降)や、
彼女の聞かせてくれる歌声にもうメロメロ(多分贔屓目アリ)。
で、個人的に「To Heart」には、どちらかとゆーと有名声優さんではなく、
あまりまだ声も名前も知られてない新人さんをオーディションで選んで…
…とゆー方向で行ってもらいたかった……かな(無茶を言う)。
ココの辺りをつらつらと読んでいて思い出すのは、やはり大学時代に皆一度はハマッたと言われるカードゲームのこと。
ブームの走りは間違いなく『モンスターメーカー』でした。Tactics誌で(多分)初めて紹介された時、九月姫さんの手によるイラストを見て「はにゃ〜ん」となり、「これは買う、絶対買う!」と決心するまで約0.12秒(笑)。近くの模型&TRPG、SLG等を扱ってる店では売り切れたため、いろんなトコを駆けずり回ってゲットした覚えがあります。
あれからしばらくの間は、新入部員達と一緒に暇さえあればカードゲームをやってました。
また、それから雨後の竹の子のように、次から次へとカードゲームが出てきたんですが、それを次から次へと買う、買ったらプレイするかと思えば、カードゲーム専用ラックに積む、積む、積むと言う状態でした。これは今の、とりあえずゲームを買ってきたら積む、積む、積むとまったく変わらない所に、自分の成長の無さが感じられてグッドトホホです(笑)。
その大量に買って来たカードゲームの中でも、ウチの部で一番はやって何度も何度もプレイしていたのは……。
かわいい(&美人&ワイルド&はかない&神秘的、etc)看護婦さん&女医さん達を縦横無尽に操り、病院にやってきた患者さん達を次から次へと治療しまくるという嬉し恥ずかしドタバタ病院カードゲーム「ダイナマイトナース」(ちなみに次点が「マジックマスター」)。
これはもぅ、死ぬほどプレイしました。
部室で暇があればカードを広げるのはあたりまえとして、誰かの家に遊びに行った時、部の合宿の時、とにかくことあるごとに遊んでいました。大人数の時には、2〜3セットを混ぜてプレイするというのも基本でしょう。<ホントか?
ダイナマイトなバディに真紅の髪、手に構えたウージーの似合う主役(?)キャラ「アリーナ」を筆頭に、役たたずで足手まといででもやっぱり仕方ないなぁ的気分にさせる「ルネ」、ふわふわっとした髪のかわいい女の子なんだけど、実は出生に秘密がーという「リザ」とか……まぁ、これでもかこれでもかというくらいに、ホントにあんたは看護婦か?、という気がしないでもない魅力的な娘達がわんさか出てきます。
その彼女達を雇い(=カードをゲットする、やりとりする)、治療させる(カードを使用する)のは、院長であるプレイヤー次第。
病院のベッドに次々に運ばれてくる患者達をばかすかじゃんじゃん治療する。手におえなそうな患者は他の病院に回送する。他の病院から有能な女医さんや看護婦さんは引き抜く(カード交換)。そうこうしてるウチにベッドは足りなくなるし、霊安室は仏様でいっぱいになる。
始めのうちはゲームの勝利条件(どこか一つで仏様が10人以上たまったら終了、その時点で一番仏様が少ない&治療した患者が多い人が勝ち、とかそんな条件。<うろおぼえ)を目指して真面目にプレイしているんですが、そのうちに――やっぱり医者も人の子でしょう――お気に入りの看護婦さんが一人や二人でて来るものです。
すると、知らないうちにゲームの目的が変質します。
『勝利条件=ゲーム終了時にお気に入りの娘を手元に置いていること』
………って、これでいいのか? いいのダ!!<ヲイ
そうなると、今度は自分家のベッドに居る患者のことなどおかまいなしに、お目当ての娘のカードを引き当てることに心血をそそぐようになるのは自然の理です。
もしも他の病院で働いてるようなら、そこに患者を送り付けてカードを使わせる、引き抜き&交換カードを使いまくるのは日常茶飯事。お目当ての娘を雇うことができたなら、今度はその状態を維持しつつすばやくゲームを終了させるために他の病院を攻撃、場合によっては自分自身の首を絞める、なんてことまでやるようになります。まさに、医師の風上にも置けぬ外道医師(爆)。
………って、これでいいのか? いいのダ!!<ヲイ
そんなこんなで、外道医師街道まっしぐらな生活を続けているうちに、今度は「彼女達の絵でも描いてみよっか〜」という欲求が出てくるのは、アニメ研に棲む人間としては当然至極。
で、いろいろと落書きしたり、怪しげなマンガや四コマを描いた結果のうちの一つが↑に載せてる絵「Shutdown Kaguya(出展:SMworks v2.00beta)」、むかーし昔に描いた四コマを元にして、Macintosh(Classic)用シャットダウンスクリーンとしてリニューアルしたものです。
モデルは、「ダイナマイトナース」の中で自分がお気に入りだった二人のうちの一人、オールマイティカードであり、額の「▽」マークが「実は人では無く、人に奉仕するためにつくられた看護用アンドロイドではないのか!? いやそうに違いあるまいッ!!」というその筋にはたまらない妄想を抱かせる(実際の設定がどうだったかは忘れました。思い当たるさんの「ダイナマイトナース」同人誌『独立愚連隊西へ!』とかに設定が載ってたような載ってなかったような……。<本はダンボールの山の中なので確認不可能)かわいい看護婦さん、「かぐや」。
ここまで来ると、おわかりでしょう。
妄想によって補完された彼女の設定は、なんとなくメイドロボ的=芹緒的ですよね(爆)。<やっぱり成長が無い。
ちゃんちゃん。
ポエム
それは、恋を夢見る乙女の祈り
ポエム
それは、はるかな空をはばたく心の翼
どうして乙女のポエムは、私達の心を捕らえて離さないのでしょう?
それは、今の私達が日々の生活の中で無くしてしまった大切なものを思い出させてくれるから。夢や希望と言った言葉、心の翼を広げてはばたく、そんな気持ちを、もう一度思い出させてくれるから。
恥ずかしい赤面もののポエム。心を打つリリカルさに部屋を転がりまわってしまいそうなフレーズ。
たかがポエム。
されどポエム。
乙女の想いを綴ったポエムの数々――夜空に輝くきら星、ちいさな夢。少しのわがままと、秘められたささやかな願いの言葉――それを今、一冊の詩集(アプレット)にまとめました。
……どうかこの詩集が、あなたの心にも届きますように。
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全国一千万ポエマー(※英語では本当は"poet")の皆さんこんにちわ、BiTmap Publishingがポエム十傑集の一人、『踊るコトバのsugich』です。
今日は、以前からその筋のWebBBSなどで宣伝していた乙女のリリカルアプレット、『ゆめのつばさ -杉原真奈美 詩集-』がようやく正式公開された記念に、ここでチョイとご紹介させてもらいました。Newtonユーザは、すぐさま上記URLまで飛んでアプレットをダウンしてきましょ(笑)。
それにしても、ポエム。
いい響きですねぇ、ポエム。まさに人類文化の極み。
最近のアニメやゲームに登場するキャラの中でポエマーと言えば、やはり今回のアプレット作成の原動力となった「センチメンタルジャーニー」に登場する高松在住の病弱サナトリウム少女・杉原真奈美ちゃんと、そして、PC-FX最後のゲームにして恋愛シミュAVGの傑作「ファーストkiss☆物語」に登場する、こちらもやっぱり病弱な女の子・蒼月ひよりちゃん、この二人でしょう。
真奈美ちゃんについては、上記アプレット紹介ページでいろいろと書いてありますし、TV放映時の内容からスジ金入りのポエマーであることは皆が知ってるので説明不要として(ビデオも発売中だし)、ひよりちゃんは少しマイナーかもしれません。まぁ、ゲームが出たハードがハードだったからという悲しい理由がありますが(笑)。
しかしハードがマイナーでも、そのポエマー魂は真奈美ちゃんに負けず劣らずスジ金入りです。
それは、毎日毎日ひよりちゃんの元に通い詰めて話をしているとすぐに分かります。何かことあるごとにリリカルな詩的表現(lyrical expression)が、彼女の言葉のはしばしに、ある時は分かりやすく、ある時は巧みに織り込まれていることに気付いた時に。
そしてなにより恐ろしい素晴らしいのが、ポエム属性は他の人にも簡単に伝染するということ。
「ファーストkiss☆物語」のひよりちゃんシナリオを進めていけばわかるのですが、彼女が「私もにも、自由に力強く羽ばたくことのできるつばさがあればいいのに…」とかなんとか詩的表現を使うたびに、主人公(=プレイヤー)はそのひよりちゃんの詩的表現に応えるように、負けず劣らずの詩的表現で彼女を励ますのです。
打てば響く詩的表現。
あ・うんの呼吸、夫婦漫才のボケとツッコミ、かつて平安の時代にやんごとなき方々がたしなんだ和歌の、その返歌の応酬というかなんというか。
……朱に交わればあかくなる。
「なぜにこんなにポエマーになってしまったんだ、ヲレはっ!?」……と思わず叫んでしまいそうなほどに、詩的表現、言い回しのスキルが知らず知らずのうちに鍛えられていく主人公。そしてついには、そんなリリカルな会話で無ければ物足りなく思うようになっていることに、ある日(=告白する女の子を決定する夜に)突然気付くのです。
『あぁ、ヲレはもう彼女(のポエム)無しでは生きていられない』
もしかしたらひよりちゃんとのハッピーエンドの後は、嬉し恥ずかし秘密のポエム交換日記、なんてのを二人仲良く初めているのかもしれません(笑)。
ちなみに、真奈美ちゃんとひよりちゃんのお気に入りのポエム単語は「つばさ」「ゆめ」「自由」「はばたく」「小鳥」等です。病弱な女の子というのは、こういう言葉にやっぱりそこはかとない憧れを抱いてしまうものなのでしょうか?
さぁ、あなたも。
空を舞う小鳥達のように、夢のつばさをせいいっぱい大きく広げ、このポエムワールドをはばたいてみませんか。
文書中に多少おおげさな表現があるかもしれませんが、ソレはソレとしてお楽しみ下さい。
先日出たばっかりのアーケードからの移植作、「銀弾」こと「RADIANT SILVERGUN(ESP/TREASURE)」のロゴイラスト。今回はめずらしくもNewton上で完結させるんじゃなく、PC上でちょちょいと加工(赤のグラデーション、白黒反転、不要部分の削除)してあります。
それにしても、カッチョいいですよね、シルバーガンのロゴデザイン。
まさにハッときて、グゥ。
自分はサトー無線でシルバーガンを買ったんですが、メッセサンオーではちょいと高め(5400円ぐらい?)ですが、このロゴの入ったTシャツ付きだったのを発見して……しまったぁ! こっちで買うんだったーーー(笑)!
ゲームは今のところは、サターンモードでショットを99レベルまで成長させることに楽しみを見出してます。早くAショットだけでなくB、Cショットも33レベルまで華麗なるせいちょーを遂げさせないと。
そういえば、このシルバーガンのマニュアルを担当されてる人って、昔(今は無き)テンゲン――面白くて笑える素晴らしいマニュアルで一世を風靡した。<ってヲイ――でガントレットなどのマニュアルを作られてた人だという話を聞いたんですが……思わず納得(笑)。ページ数はそんなに多くないし、謎の読者コーナーもありませんが、そこかしこから漂ってくる怪しげなフレーズにニヤリとしてしまったり。
とにもかくにも、ナイスなシューティング&マニュアルなので、全てのサターンユーザは購入すべし。でも、やり込みをイヤがる人には本当はオススメ出来ませんけどね(そーゆーゲームなのだよ、明智くん)。
それはともかく。
昨日はBABさんとかと「Palm/Newt/Zau Heart」関連のことについて打ち合わせをしていました。とは言っても、既にβ版は完成しているため、ほとんど文章や絵の表示タイミング、細かい点の確認といった内容だったんですけどね。
打ち合わせの後は、秋葉原でいろいろとお買い物。
「ファンシーララ ララのミュージックキャンバス page1」「センチメンタルジャーニー サウンドドラマ2」とか、付属CDSに真奈美ちゃんの新作ポエムが入っているかもしれないという悪魔の囁きに負けて、LDBOXの予約をしてしまってるにもかかわらず「センチメンタルジャーニー 第四話 杉原真奈美〜微熱少女〜」のVCを買ったりとか。ようやく出てた「クレギオン ベクフットの虜(著:野尻抱介)」をゲットしてラッキーだったりとか。まぁ、そんな感じにポコポコと。
で、買い物の後で飲みにスムーズに移行したのは、言うまでもないことでしょ(笑)。
ちゃんちゃん。
『夏休みシリーズ』じゃなくてスマヌ。>宮本さん
比類なきPDA・ペインターズの諸君!
Newtonの流通在庫もどーしよーもなく底を尽きかけているというトホホな情況に於いて、新たなるPDAお絵描きツール探求の道へと、いざ旅立たん少年老い易く学成りがたし、コインいっこいれる。<意味不明
ということで、『絵を描く』という観点でそれなりにまとめてみました。
一部表記に愛が足りなかったり勘違いなどがあるかもしれませんが、ご容赦を(ペコリ)。このコメントなどはsugichの独断と偏見と、それなりに調査した結果に基づいたものですから、これが絶対だというわけではありません。本当のトコがどうなのかは、リンクをたどるなり自分で店頭デモを見てみるなりして確認して下さい。
また、「こんな評価は許せヌ」とか「もっといいソフトやハードがあるのサ!」という情報をお持ちの方、メールしていただければ書き換え&追加&別ページでの取りまとめを考えますので。
個人的にはTiPO PLUSとCASSIOPEA E-10が気になっている所です。
まぁ、本命だったMP2100が『高い・売ってない・未来が無い』の三重苦を背負ってしまったために、どーしよーもないという話はあるんですが……ははは。<笑い事じゃねぇってばさ
〜コメント協力〜
Palm Pilot:ごうさん
Zaurus:[Ti]さん
TiPO PLUS:あかじゃさん
…つるつる
…つるつる
…つるつる
…つるつる
カタン
「………ご馳走様でした」
あっと言う間もなく、素麺を食べ終わって箸を置いた楓ちゃんは、小さく手を合わせた。
「楓ちゃん、あいかわらず食べるの早いね」
「……はい」
「俺も結構食べるの早い方だと思うんだけど、楓ちゃんの場合は『早い』っていうよりも『速い』って感じだからなぁ」
「………」
少し恥ずかしそうにうつむく彼女を横目で見ながら、俺はガラスの器に入った素麺を一束、軽くつゆにつけて、するりと口の中に滑り込ませた。
…つるつる
暑い真夏の昼に、冷たい素麺を食べる。
…つるつる
麺を器から取る時、氷が縁に当たってカランと軽い音をたてる。
薬味の葱を入れたつゆに麺を三分ほどつけて、口に運ぶ。
…つるつる
扇風機の首振りに合わせた弱い風が、頬をなでる。
居間のテーブルの向こう。開け放たれた障子、縁側の外に見えるのは、炎天下の陽射しに照らされて白く光る真夏の庭の風景。
みーんみーんという蝉の鳴く声が聞こえる。
…つるつる
今日の昼飯は、素麺。
家に俺と楓ちゃんの二人だけしか居ないということや、やっぱり夏だからということ、冷蔵庫の中に作り置きのつゆがあったことなどから、すんなりと決まったメニューだ。
そういえばこの前素麺を食べたのは、確か冬に……夏の残り物の素麺を寄せ集めて『そーめんパーティ』だ、とかなんとか言ってゼミの皆で集まった時だった。あの時は、カレー素麺とか素麺ミートソースとか焼き素麺とか素麺味噌汁とか、そんな物ばかり作ってたような。
あれはあれで美味しい……というか楽しかったけれど、やっぱり素麺を食べるのはこういうシチュエーションじゃなくちゃなぁ、日本人として(笑)。
「……やっぱり日本の夏だよな、こういうのが」
今まさに素麺を食べているというシチュエーションに(なんとなく)感動してしまった俺は、はふっと一息つくと、しみじみとした口調で呟いた。
「?」
いきなり変なことを言った俺の顔を、楓ちゃんが少し不思議そうな目で見つめる。
「え、いや、ハハ、なんでもない、なんでもない」
俺は慌ててそう言って、また一束、素麺を口元に運んだ。
…つるつる
ごっくん
「…そうだ、片付けが終わったら一緒にプールにでも行かない?
せっかくの夏休みなんだからさ」
一人で感動してたのがちょっと恥ずかしかったからか、食べ終わって俺の方を見てるだけになった楓ちゃんになんとなく悪いと思ったからか、とにかく俺はそんなフォローの言葉を、ごくんと素麺を飲み込んだ後、口にした。
楓ちゃんはその言葉を聞くと、少しだけ迷ったような表情をした後……嬉しそうに微笑んで応えた。
「はい、耕一さん」
彼女の笑顔の向こうで。
庇につるした風鈴が、ちりんちりんと、涼やかな音を響かせていた。
こーゆー絵は楽でいいなぁ……とか言いつつ、結局3時間近くかかってたりしてナ。<遅筆
ちなみにオチは無い(爆)。
てことで、「千鶴日記 文庫版」の入稿が本文、カバー共に完全に終わったということ……とはあまり無関係に、新宿まんがの森でコミケカタログ(<しかしまぁ、コミケカタログ三日分、既に電話帳の厚さやね(笑))を買ってる所でばったりと会ったヲレ様と小栗さんは、それから小一時間ほどクラシック音楽の静かに流れる喫茶店で、世界情勢と日本経済とコミケでの「千鶴日記 文庫版」の売れ行きとの相関関係&予測について議論を戦わせた後、宮本さん&まるやまさんとの待ち合わせのために新宿駅に向かったのでありましたとさ。
めでたし、めでたし。
……じゃなくて。
それからしゃぶしゃぶ屋さんで食い放題の肉と飲み放題のビール&ソフトドリンクを四人で優雅に食しながら、夏に向けての傾向と対策と予習と復習と反復練習についての議論を講じていたのでありました意味不明。
とっぺんぱらりの、ぷぅ。
……ナニカチガウ。
その後はカラオケ・ゼニスに行って、さっきのしゃぶしゃぶ屋さんでは食うことと飲むことにかまけていて結局ナニも出来なかったことを殊勝にも反省。夕方買ったコミケカタログで怪しげなサークルをチェックしたり、カゲスターの歌を歌ったり、出たばっかりの電撃大王8月号を読みまわしたりして現実逃避をしつつも、意志の強い我等は、夏コミで出す「千鶴日記 文庫版」とは別の方の新企画について熱く歌い騙りあった結果、〆切と役割分担とコンテンツの割り振りを無事(?)完了させたのでありました。
その過程において、小栗さんからの要請(nearly equal わがまま)により等身大初音ちゃん立て看を描くことを命令されたヲレ様は、その期待に応えるべく絵筆を走らせた結果が、コレ。
「却下」
……な、なじぇぇ〜〜!?
こんなに可愛いくそっくりに描けてると言うのに、何故ダスかっ!?
「何か根本的な所で勘違いしてる」
諸行無常ナリ。
あぁ、ヲレ様は一体ナニを勘違いしていると言うのでせう(ニヤリ)?
あぁ、ヲレ様の行く道は果てしなく遠い(フフフ)。
……それはともかく。
我々一同はその回答を求めるべく、ニンニキニキニキ〜♪……と「ゴー・ウエスト」を口ずさみつつ(<ウソ)某夜中まで開いている本屋さんでその筋なアイテムを物色していたのでありました。
しかし、我々の見つけるべき「希望の星」は某夜中まで開いている本屋さんでは見つけることができず――その代わりに謎の本をいくつかゲットした人はいましたが――これからの先行き不安な社会情勢と我等四人夏コミグループのシンボルマークについて語らうべく、今度は喫茶店に入ってしまうのでありました。
結局南極、全て世は事も無し。
なお、この物語は一部フィクションであり、実在の人物、団体とはもしかしたら少しは関係するかもしれません。
ちなみに今回のケロちゃんチェックは、初音ちゃんの素足だ!<何の?
既に読んでる人は知ってると思いますが、技術評論社から出ている「月刊MobilePress8月号」の「ニュートンのあやしい世界」といういいぬまてつやさんが連載されている記事の中で、ウチへのインタビューが掲載されています。
インタビューの時はどうもでした。>いいぬまさん
推薦していただいて、ありがとうございました。>鈴木さん
で、内容はNewtPaintの使いこなしとゆーか、そーゆー内容です。
一体どんなことが書かれているのか、sugichはどのよーにその筋なことを喋っているのか詳しい内容に興味のある人は、今すぐ本屋へGO&購入するが吉!<立ち読みは却下(笑)
ちなみにインタビューされたのは五月末だったんですが、その時に本誌掲載用の絵を一枚いいぬまさんにビームすることになって、ハタと気付いた、
「……ヲレ様ってば、版権モノしか描いてねぇ」
とゆーことに愕然としたりして(笑)。
ということで、一番そこらへんがあやしげな「Maid ALESTE」をビームすることになったのでした。さすがにリーフ系とかソニックなんかは、載せちゃったら版権あたりで危ういのではないかとかなんとか。
さて。
それはソレとして。
この前の日曜日、新生せらみゅ公演を観終わった後、その筋な友人と一緒に池袋虎の穴で買ってしまった同人誌がコレ。
・XOXO(キスキス)
・THE SACRED HEART
・FLAVOR PINK
どれもこれも、ダイナマイトナースやスタッフで有名な思い当たるさんのサークル「MRI/岡本外科」が出してるブラックジャック本です。
最近は即売会に行っても自分のサークルでグータラしてるだけで他のトコをあまり回ってなかったためMRIにも行ってなかったんですが、久しぶりにここのBJ本が虎の穴に並んでるのを見て、「欲しい欲しいほしくて死ぬゼ」病が出てしまい素直に買ってしまいました。
……あぅ、予想外の出費。<よくあること
で、どんな内容かと言うと「この本はラブラブ本でもカップリング本でもなく、ピノリンを主人公にした原作の続きをまじめに俺連載しているある意味非常にケシカラン本(XOXOの前書きから抜粋)」です(笑)。推定外見年齢17歳のピノコ(ちなみに原作中のあの小さな体の限界が来たのは、BJがノウ腫から彼女を作り上げた約3年後。そして成功率の低い大手術を経て、今の大人の体になったと言う設定……なんだそーな)と、彼女にふりまわされる天才外科医BJとの心暖まるシリアスラブコメです(ウソ度70%)。
虎の穴に並んでる三冊の中では、個人的趣味により「THE SACRED HEART」がオススメかな。こーゆー話には弱い、とゆーことで、とにかくこれ一冊買って気に入ったら、即売会で今までのシリーズをどどんと揃えてみませう。
できれば、今までのシリーズ17話全部と評論やラナニやら全部ひっくるめたブ厚い総集編なんか出てくれると、とても嬉しいんですけどね。だって、以前に買った同人誌はダンボールにつめられて引っ越しが終わった時のまま、部屋のどこかで静かに眠ってる状態ですから(笑)。
BJ関連以外にも「あくぼん(怪奇日蝕)」「G-DARIUS TO ONE'S FULL POTENTIAL(SKILL SMITH)」
なんて同人誌や攻略ビデオも買ったんですが、それについてはまた今度。
まぁ、なんてそっくしなんでしょ。>→の絵
この他にも「ファーストKiss☆物語」の舞ちゃんのそっくしな絵もあったりするんですが、これは某氏のアレなソレによって却下されてしまったので(とほほ)、とりあえずこっちだけ。
一発で誰が誰だかわかってしまう、キャラの特徴を見事にとらえたナイス絵だと思うんですけど、どうでしょうか?
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ごめん。ヲレが悪かった。
それはともかく。
今日は参議院議員選挙なので、せらむんミュージカルを観終った後に引っ越し前に住んでたトコ近くの投票所(<なんだかんだで、結局住民票を移動したのが引っ越しの3ヶ月後だったりしたからなのダ。<ヘタすると罰金五千円也)まで行って投票してくる予定です。
投票率がどーのこーのという話も出てますが、やっぱ国政に参加する権利を放棄すんのはダメダメっすよ。TVで「どこに投票したらいいかわからないから投票しない」なんてことを言ってる人もいましたが、それも×でしょね。わからないなら、わかるように情報をきちんと得る努力をしませう。少なくとも成人して選挙権を持ってるのなら、それぐらいのことはして当然。
とかなんとか言いながら。
さっきまで、せらむんミュージカルを観るために神戸&富山から上京してきた客人2人と一緒に「ファーストkiss☆物語」をやってたりして。
香坂の言動は毎度のように意味不明で楽しいなぁ。
外見年齢25歳の弥生さんは、やっぱ若いなぁ。
ひよりちゃんは、今日も今日はでポエマーでリリカルだなぁ。
綾乃、いーかげんその斜めになって胸をそらすのはやめろってば(笑)。
香奈ちゃんは、あいかわらず不機嫌だなぁ。
やっぱ真奈美ちゃんの「ほえ」は破壊力あるなぁ。
……でも、ヲレ様のことはできれば「父さま」と呼んでクレ。<ヲイ
ということで。<こんな接続詞ばっかし
NewtPaintなどなどのお買い上げおめでとさんです(本当はNewtonを購入された時にコメントしちゃえーとか思ってたんですけどね)。>徐庶さん。
これでノートの芹緒だけじゃなくNewtPaintな芹緒でNewtonの本領発揮でしょー。
がんばって下さいナ(ニヤリ)。
秋葉原でPC-FXを抱えてる人を見ると、思わず「同志よ!」と声をかけたくなるのは何故?
……それは、この時期にわざわざPC-FXを買うというのは、もはやその目的はたった一つなのがバレバレだから(ニヤリ)。
てことで「To Heart」が地上波でアニメ化されるそーです。>ココ参照
う〜む、PlayStation移植決定に続いてトレカやフィギュアや漫画化やらでぽけぽけとメディア展開してるウチに、ついにここまで来てしまったのか……あぁ、感慨深いものよのう、しみじみ。まぁ最近はなんでもかんでもアニメ化されてるから、ありがたみがチョイと少ない、とゆーのはこっちに置いとくとしても(笑)。
オンエアは今TVでやってる再編集版「同級生2」の後なんだそうですが、やっぱし内容としては十ニの切なさの扉(あかり、芹香、志保、葵、レミィ、琴音、マルチ、理緒、智子、芹緒(<当然ダ)、綾香(<やっぱ入れないと文句が来るでしょー)、雅史(<ちょっとマテ)で総勢十ニ人)をパカパカと開いて行くものだったりするんでしょ〜かね? 非常に興味深いモノがあります。
ま、どっちにしても。デキがこっちの期待を裏切らない十分にナイスなものか、はたまた期待を裏切りまくって歓喜の涙を流してしまうほどにグレートな内容か、デキはともかく芹緒がビュリフォな作画で出ずっぱりで活躍してくれるか、この三点のどれかの条件を満たしてくれてれば、きっとLDを買ってしまうことでしょ。
ハテサテふふ〜ん♪
それはそれとして、夏コミはよろしく。>all
ここんトコ更新がサボり気味なのは、決して毎日ナニもせずに日々をグータラ暑いよグータラしてたわけではなく、ナニかをしているからこそのサボりであったのだよ、明智君。もちろん、その『ナニか』がどのよーな『ナニ』であるかは――例によって例のごとく――秘密だったりするのだけれど……。
……それではあまりに無体なので、ここは一つ、素直に今やってること(の一部)をドドーンと宣伝してしまおうと思ったりする。とどのつまり、結局南極はっきり言えば夏コミ出品物の宣伝ってことダ(笑)。
くわしい情報については、表のインデックスページにも直接リンクを増やしておいたから一発で分かると思うのダスが。
『夏の新刊情報』
がソレまったくそのもの。
しかし、それだけではあきたらずに、この『今日のおことば』でも宣伝しちゃおーというトコロが今回の主旨であり骨子なのダ。
それでは、はりきって紹介いってみよーか!
1. 千鶴日記 文庫版 ――― 小栗's Notebook(委託) | ||
オフセット印刷
小栗's Notebookで連載され、好評のうちに完結を迎えた「痕〜きずあと〜」二次創作小説が、文庫版になって再登場。Web版からの加筆・修正に加えて、小栗氏書き下ろしの番外編も収録しました。 |
2. はっぱTV 1998夏号 ――― 自己の中のX指定の世界(委託) | ||
オフセット印刷
盥屋が懲りずに提供する通算4冊目のギャグパロディ本。 |
3. Hide and Seek ――― だって、好きなんだもん/BiTmap Publishing | ||
Palm Pilot/Palm III(J-OS2.0)
PDA用VNソフトPalm/Newt/Zau Heartに待望の新シナリオが登場。「To Heart」のマルチSS「娘へ…」やセリオSS「みずいろ、そらいろ」で知られる、BAB氏による書き下ろし作品です。 |
………なんだか、今回委託ばっかしかも(笑)。
実際のトコロとしては、残少となってる既刊本「芹緒 -To Heart another stories-」や、その他謎のFD本やらごにょごにょごにょ……なことが進行してはいるんですけど、まだ表に出せるほどの内容な無いよう、というわけなんですねー。<をゐ
このあたりについては、今後『夏の新刊情報』でフォローする予定です(あくまで予定)。
でわ、そゆことで。
夏コミの時にはどうぞBiTmap Publishingブースまでおこし下さいナ。>all
夏コミ向けとは別に、謎のNewtonアプレットも製作中。乞う、ご期待!
やぁ、ついにセンチメンタルジャーニーが終わってしまいましたねぇ。<話題ガチガウ
ここんとこの十三週、毎回手を変え品を変えて、ほんとーに楽しませてもらいました。
第一話を見るまではまったく期待してなかったのに、その1話目でデキと方向性にガビーン!とショックを受けて、そのまま第二話・福岡ラブソング娘の青春暴走若い内はバイクで海に向かってふっとぼうぜパッションストーリー、第三話・広島鉄っちゃん娘の鉄道ウンチクに涙し、第四話・高松微熱ポエマー真奈美ちゃんの起き上がる時の顎の作画と検尿カップの持ちかたにクラクラして。第五話・大阪陸上お好み焼き娘は友達とのイケナイ恋愛に疑惑の目を抱きつつもイカした婆ちゃんのドライビングテクに唸りを上げ、第六話・京都倉娘と生臭坊主の禅問答にあると思えばそうであったり無いと思えばそうでなかったりすることに悩みつつも、第七話・名古屋アンモナイト娘は看護婦志望の女の子とのラブラブファイヤー加減に赤面した後、ラストのセリフのすごさに脚本家偉いぞ!、と感心して。第八話・ヨコハマファミレス娘はマイフェアレディにオヤジの夢と松井さん(笑)と共に夢を託して今日もノーテンキに過ごしながら、第九話・金沢着物眼鏡っ娘は結局何も変わらないようでいて、少しだけだけ変わりながら毎日が進んでいくことに気付く、そんなお話。第十話・杜の都仙台が舞台のはずなのに、ここは宮沢賢治ワールドか遠野のどこかか「りゅん」ってもと喋ってくれよとか思ったり、第十一話・津軽弁の出ない青森在住の少女漫画(カバーは白泉系で中は集英社系?)大好き少女のカンチガイお約束度に恥ずかしくなって。そして、ラスト第十ニ話はなぞの郵便屋さんが活躍するお話でしたとさ。ぽっくん。
OP最初の島津冴子がナレーショる『十ニの切なさの扉』ってのを聞いて、『センチメンタル』って一体なんじゃらホイと悩んで辞書をめくると……『センチメンタル:ちょっとした事を見たり聞いたりするにつけ、すぐ自分の心情と結び付けて、しんみりしたり、涙もろくなったりする様子(三省堂 新明解国語辞典 第四版)』という説明にムムムのムと考えるも、考えただけで終わるのだ。
……で、結局。先週の土曜日にYamagiwaで『センチメンタルジャーニーLD-BOX』の予約は済ませてしまったんだな、これが。
やっぱ、買わないとウソでしょ(笑)。
まぁ、そゆわけで『センチ』が楽しみで楽しみでしょーが無かった季節も終わったということで、最後に一言。
巨大ロボット物は、男のロマンだ!
脈絡が無いぞー。>ヲレ
センチのすぐ後の「ヴァイスクロイツ」なんだけど、なんか妙に面白い。
……いや、あのCMで流れるライブでの半ズボン姿が気になって仕方が無い……というのは置いておくとして。
ここんとこのニ話&来週の臣編は、話がみょーに面白いぞと、思うわけだ。<悲劇っぽいのがたまらん